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夏に間に合った。CORSAIRからメンテナンスフリーの水冷ユニット「CWCH50」が間もなく登場
2009年6月25日 |
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CORSAIR Memory(アメリカ・カリフォルニア州)正規代理店の株式会社リンクスインターナショナルは、COMPUTEX TAIPEI 2009で発表されたオールインワン水冷キット「CWHC50」を今週末より発売を開始する。市場想定売価は税込9,980円前後の予定。
■メンテナンスフリー設計で上級者から初級者までをカバーするIntel専用モデル
夏に先駆けてCORSAIRはオールインワン水冷キットをリリースする。今回国内初登場となるこのモデルは、先に開催されたCOMPUTEX TAIPEI 2009で初お披露目となったメンテナンスフリーの新水冷ユニット。これまでに数々のメーカーから発売されてきた、ある意味“見慣れた”スタイルで、比較的求めやすい価格に落ち着いている。
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受熱能力が高い銅製プレートが採用されたCPUヘッド部 |
構造は至ってシンプルで、ポンプ内蔵のCPUウォーターヘッド部は受熱効果が高い銅製を使用し、ファン一体型アルミ製ラジエーターはケース背面120mmファン固定部に装着する事になる。搭載ファンは120mmで、回転数は1700rpmとされている。
気になる冷却能力だが、公表されているリリースキットの資料によると、Intel Core i7-965 Extreme Editionを定格の3.20GHzから3.46GHzにオーバークロックされた状態で、Intelリテールクーラーと比較し、それぞれアイドル時が47.95℃が38.4℃に、50%ロード時で57.55℃が42.5℃に、100%ロード時79.85℃に対し55.9℃のスコアが記録されている。
グラフ曲線を見る限り、“温度が上昇してから”リテールクーラーとの差が拡がり、本領を発揮するという水冷クーラー特有の結果になっている事や、1700rpmの120mmファンは決して静音ではない事から、冷却重視のオーバークロックユーザーに適したモデルと言えそうだ。
なお製品版の対応CPUソケットは、Intel LGA775/1366のみでAMDは非対応。ただしCORSAIRにはAMD対応リテンションキットが用意されているようで、テクニカルサポートへコンタクトを取るようにアナウンスがなされているが、あくまで国内代理店では非対応製品としてのリリースになるようだ。
「発売日延期に」(2009/6/26)
初出時、今週末発売とされていましたが、26日付けにて代理店より付属品欠品による出荷日延期のアナウンスがなされました。現時点正式な発売日は確認中。 |
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TEXT:G&D matrix 松枝 清顕
製品情報(CORSAIR Memory)
http://www.corsair.com/products/h50/default.aspx
株式会社リンクスインターナショナル
http://www.links.co.jp
■ドスパラ、Intel Core i7搭載パソコンに「プレミアム水冷パック」専用オプション登場(2009/4/10)
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/200904/090410_09.html
■ZALMAN、LGA1366、775、AM3等に対応する水冷ヘッド「ZM-WB5PLUS」発売(2009/3/23)
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/200903/09032305.html
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夏に間に合った。CORSAIRからメンテナンスフリーの水冷ユニット「CWCH50」が間もなく登場 |
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