マイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区)は、次期OS Windows 7日本語版向けに、JIS90互換フォントパッケージを2009年10月1日木曜日より提供を開始することを発表した。
■Windows 7をもって、JIS90互換フォントパッケージの提供を終了
2009年10月22日に発売開始が確定したマイクロソフトの次期オペレーティングシステム Windows 7向けJIS90互換フォントパッケージ(MS明朝&MSゴシックJIS90互換フォントパッケージVersion 1.2b)の提供を発表した。また、Windows 7をもってJIS90互換フォントパッケージの提供は終了するとし、次期バージョン以降は、JIS2004へ完全移行されるという。
Windows 7では、標準フォント環境として日本語フォントのJIS X 0213:2004文字セットを搭載とするが、並行してJIS X 0208-1990をベースに開発された字形の厳密性を必要とするアプリケーションに配慮し、Windows XPの標準フォント環境であるJIS90文字セットをWindows 7向けに提供。今回のWindows 7におけるJIS90文字セットのサポートにより、Windows XPに対する高い互換性を確保するとともに、JIS2004へのよりスムーズな移行を推進するとしている。 |