Tuniq(台湾)は、COMPUTEX TAIPEI2009でも披露されていた独特なフィンデザインを採用するCPUクーラー「Tower 120 Extreme CPU Cooler」を間もなくリリースするようだ。現時点の市場想定売価は未定。
■鋸刃形状でミルフィーユ風スタイルの特徴的アルミ製放熱フィン
外形寸法L131x W112.31x H150.7mm、重量775gと大型の「Tower 120 Extreme CPU Cooler」は、φ8mmを3本、φ6mmを2本で合計5本のヒートパイプを採用し、CPUコアに直接接触させるダイレクトタッチタイプスタイルで、ニッケルメッキ処理がなされたアルミニウム製放熱フィンは、鋸刃形状を交互に重ねる“ミルフィーユ風”の独特なデザインが採られている。
搭載Blue LEDファンは、1,000-2,000rpm/16-20dBA/Max 90.65CFMで、軸受け部はMagnetic Fluid Dynamicと呼ばれるベアリングを採用する。また拡張ブラケット固定のボリューム式ファンコンとローラーが付属しており任意回転数設定ができる。
ヒートシンク中心部にファンを挟み込むサンドイッチ形状のサイドフローで、放熱フィンデザインをこのデザインにする事による効果のほどは理論的に想像しにくいところだが、製品紹介サイトではIntel Pentium4 560J(3.6GHz)でのテスト結果が掲載されており、1,000rpm時で51℃、2,000rpm時で41℃、4.3GHzオーバークロック時でそれぞれ66℃、54℃となっている。
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Blue LEDファンはヒートシンク下部からはみ出すように搭載されている |
CPUコアに直接接触させるダイレクトタッチを採用。ヒートパイプ径は両サイドおよびセンターが8mm、その間には6mmタイプが挟み込まれるようにレイアウトされている |
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