PC自作用アイテムでお馴染みの株式会社アイネックス(本社:東京都西東京市)は、チップ用マルチヒートシンク「HM-17」を2009年8月26日水曜日より出荷を開始する。
■銅メッキが施されたアルミ製チップ用マルチヒートシンク
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「HM-17」使用例。メモリチップでの使用では複数セット購入する必要アリ |
オーバークロック時だけでなく、熱対策が必要な各種チップ向けに重宝する汎用ヒートシンク。見た目は銅製のように見えるがアルミ素材に銅メッキが施されたもので、コストの問題もさることながら、小型ヒートシンクなため、受熱能力よりも自己放熱能力に重きが置かれているとも取れる。なお製品はお馴染みEVERCOOL Thermal社(本社:台湾)のOEM品とされており、恐らくは8個入りの「RHS-02」という型番でリリースされているモデルの“減量パッケージ品”と思われる。
サイズはW20x W20x H6mmで、内容量は2個入り。チップ固定用のシールが付属し、対策が必要なチップに直貼りしての使用となる。
今回発売の「HM-17」は、既存品「HM-11」(販売終了モデル)の後継品とされ、素材が純銅製からアルミ製銅メッキ仕様に変更された他、幅と奥行きがそれぞれ1mm小型化されている。 |