2009年4月1日付け当サイトで一報をお伝えした、Super Tarent Technology(本社:アメリカ・カリフォルニア)のバスインターフェイスにPCI-Expressを持つ「RAIDDrive SSD」が、10月にも出荷が開始される事になりそうだ。
これは2009年9月16日付けの同社発表によるもので、エンタープライズ向けを除くコンシューマ向けPCIe SSDは、既にリリース済みのPhotoFast社製、さらに間もなく国内でも入手が可能となるOCZ Technology社製に次ぐモデルがラインナップに加わることになる。
■10月初旬にもファーストロット出荷開始へ
接続インターフェイスにPCI-Express(x8)を利用する事により、SerialATAを使用せずにストレージのスループットボトルネックを解消するという今回のモデルは、258x 112x 25mmのアルミニウム筐体で覆われ、SSDx4構成。最大1GBのDRAMキャッシュとRAID 0/RAID 5によりシーケンシャルリード1.4GB/sec、ライト1.2GB/secを実現する。応DVIx1、RGBx1、HDMIx1を備える。バスインターフェイスはPCI-Express2.0(x16)。
また4月1日付け発表通り、このモデルは3つのカテゴリから成り立ち、それぞれエンタープライズサーバー向け「RAIDDrive ES」(SLC)、ワークステーション向け「RAIDDrive WS」(SLC)、ゲーマー向け「RAIDDrive GS」(MLC)が用意され、発表資料ベースでの容量は、ゲーマー向けが最大2TBで、他2種は同1TBとされている。
気になる価格だが、ゲーマー向け「RAIDDrive GS」1TBのOEM出荷価格は4,999ドル。なおこのモデルは、2009年9月22日〜24日まで、サンフランシスコで開催される「Intel Developer Forum (IDF)」の同社ブース(#419)でシステムのデモが予告されている。 |