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[新製品] GALAXY、Vapor Chamberテクノロジー採用で実現した厚さ僅か14.2mmの1Slot仕様GeForce GTX260
[新製品] GALAXY、Vapor Chamberテクノロジー採用で実現した厚さ僅か14.2mmの1Slot仕様GeForce GTX260
2009年9月29日火曜日更新
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Galaxy Microsystems(本社:香港)は、1Slot仕様で厚さ僅か14.2mmのNVIDIA GeForce GTX260を間もなく発表する。
■進化する“Vapor Chamber Technology”がこれからを変えるかもしれない
GeForce GTX260と言えば55nm版でも消費電力は183Wとされ、2Slot以上のVGAクーラーが搭載されるのが当たり前となっている中、GALAXYがなんと1Slot仕様、厚さ僅か14.2mmのGeForce GTX260を用意している。
実はこの情報が流れた時点では、その画像からノートPCのCPU冷却部を彷彿とさせる構造と見られていたが、台湾筋からの情報によると、この1Slot仕様を可能とした冷却機構には、
“Vapor Chamber Technology”
が採用されている事が明らかになった。
“Vapor Chamber Technology”と言えば、ご存じSAPPHIREが「TOXIC」や「Vapor-X」で採用する台湾MICROLOOPS社「Vapor Chamber Technology」の事のようで、従来の“Compound Mesh Wick Technology”の派生型とも言える“Transportation wick”、“Vaporisation wick”、“Condensation wick”の計3層から構成され、温度上昇によって“Transportation wick”の純水が気化し、次なる層の“Condensation wick”にそれが移動、それをファンで冷却され液化した上で“Transportation wick”に戻るという一連の動作を繰り返す。
この考え方は、ヒートパイプの一連の動作と同じで、進化した“Vapor Chamber Technology”によりGeForce GTX260の1Slot化に成功している。
現時点この製品の価格およびリリース時期は不明ながら、もし“Vapor Chamber Technology”のような新しい冷却機構が一般化した場合、スモールファクタPCの世界でネックとなる部分が解消される事になる可能性がある。
GALAXYの1Slot仕様GeForce GTX260と共に、“Vapor Chamber Technology”に注目したい。
TEXT:G&D matrix 松枝 清顕
Galaxy Microsystems
http://www.galaxytech.com/
MICROLOOPS
http://www.microloops.com/english/index.html
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Vapor-Xファン搭載 SAPPHIRE「VAPOR-X HD 4890 1GB GDDR5 PCI-E」発売(2009/5/28)
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/200905/090528_04.html
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本当に薄いGALAXYのNVIDIA GeForce GTX260
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