AMD(アメリカ・カリフォルニア)は2009年10月20日13:01、L3キャッシュレスの低価格帯トリプルコアプロセッサ「AthlonUX3」シリーズを発表した。ラインナップは全4モデルで、開発コードネームは「Rana」。
■実売価格1万円を切る低価格帯トリプルコア「435」は11月20日発売
・「AMD AthlonUX3」シリーズ 435/425/405e/400e
http://www.amd.com/
当サイトでも既報通り10月20日13:01、AMD低価格帯トリプルコアプロセッサとなる「Rana」こと「AthlonUX3」シリーズ4モデルが正式発表となった。
今回用意されるモデルは、「AthlonUX3 435」(2.9GHz/87ドル)、「AthlonUX3 425」(2.7GHz/76ドル)、「AthlonUX3 405e」(2.3GHz/102ドル)、「AthlonUX3 400e」(2.2GHz/97ドル)となり、日本国内市場では11月20日「AthlonUX3 435」だけがリリースされる予定で、市場想定売価は8,980円。
既存のクアッドコア「AthlonUX4」同様の
Propusコアを採用するこのモデルは、実質1コアを減らした形での45nm SOIプロセスエントリーモデルの位置付けとなっている。なおSocket形状はAM3で、トランジスタ数は3億、L2キャッシュ512KB x3となりL3キャッシュは非搭載。TDPは、435/425が95W、405e/400eが45Wとされている。
なおAMDでは同日「AthlonUX3」シリーズ4モデルと共に、「AthlonUX4 605e」(2.2GHz/133ドル)も発表、こちらのTDPは45Wとされている。 |