アビー株式会社(横浜市神奈川区)は、クラス最小で奥行きわずか348mmのATXミドルタワーケース「AS Enclosure 50D」を2009年10月28日水曜日より発売を開始する。カラーはシルバー「ASE-50D-S」、ブラック「ASE-50D-BK」の2色展開で、価格はオープンプライスとなり、実勢価格は各税込28,980円前後。
■コンパクトながら高い拡張性を両立させた「50D」
・「AS Enclosure 50D」 実勢価格税込28,980円
シルバー「ASE-50D-S」、ブラック「ASE-50D-BK」
http://www.abee.co.jp/Press/2009/1027.html
2006年12月、アビーから発売されたMicroATXケース「AS Enclosure D1」のメインコンセプトである「必要設置面積の最小化」を継承したというATXケースの新モデル。
奥行き348mmのショートサイズながら、約280mmのグラフィックスカード搭載が可能な拡張カードスペースを確保し、ATXクラスの中で高い拡張性とスモールボディを実現する。
メインシャーシ部はスチール合金製を採用、面張力の理論に基づいた高剛性モノコック構造とし、複雑な折り曲げ加工が施されたアルミ製カバーとシャーシが密接に結びつく事で放熱性や制振性、防塵性が高いレベルで確保されている。
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内部インテリア画像を見ると「50D」のコンセプトがよくわかる |
エアホール付きサイドカバー部 |
また拡張性の高さにも工夫がなされ、フロントシャーシからリアシャーシにかけて内部を縦断するように配置された2基分の3.5インチHDDホルダを備え、2.5インチSSD搭載にも対応。また3.5インチホルダ部にも3.5インチHDDまたは2.5インチSSD(HDD)を1台装着する事ができる。なお5.25インチは4段で、上2段を除き奥行き約85mmまでのドライブが装着可能。
その他冷却部は、フロント吸気およびリア排気に120x 120x 25mm/約1000rpmのアビーオリジナルファン「NANO TEK FAN」が各1基標準装備される他、フロント端子にUSB2.0x2、IEEE1394x1、音声入出力をそれぞれ備える。なお外形寸法は、D348x W208x H423mm。
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3.5インチホルダ部にはSSDにも対応する |
側面3.5インチHDDホルダには2基分のスペースが用意されている |
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