第3回「DIY PC Expo 2009」が、ベルサール秋葉原にて本日開催。株式会社アスク後援の元、日経WinPC、インテル株式会社、マイクロソフト株式会社、日本AMD株式会社、エヌビディアの協賛。また出展メーカーは3R SYSTEM、ASUSTeK、ECS、HANA MICRON、LEADTEK、OCZ Technology、SAPPHIRA、ZALMAN、ZOTAC、APC、CoolerMaster、CORSAIR、CyberLink、EIZO、ENERMAX、INWIN、Kingston、LSI、Thermaltake、WesternDigitalなど、会場内に所狭しと軒を連ね、初日は多くの自作ファンで賑わった。
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ベルサール秋葉原会場には多くのPCメーカーおよび自作ユーザーで賑わいを見せた |
さてここでは昨日予告した通り、実際に会場を回って気になった注目製品を紹介したいと思う。なお、同イベントは明日11月1日(日)まで開催される。
■ASUSTeK Computer Inc.
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ASUS製M/Bに対応した6Gbps Serial ATAとUSB3.0のコンボ仕様となるPCI Express x4インターフェイス対応の拡張カード「U3S6」。PLX製のブリッジチップを中心に、左にNEC製USB3.0コントローラー、右にMarvell製の6Gbps Serial ATAを搭載しているのがわかる。予価は\5,000で来月11月の発売を予定しているとのこと |
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こちらは6Gbps Serial ATAとUSB3.0を標準で搭載する「P55」チップセット搭載M/B「P7P55D-E Premium」。同社からは6Gbps Serial ATAオンボードの「P7P55D Premium」が発売済みだが、同製品はこれに置き換わり。11月発売予定で、予価は「P7P55D Premium」にプラス\1,000程度となりそうだ |
■SAPPHIRE Techonology Limited
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Sapphireブースでは「Radeon HD 5870」の「Vapor Chamber Technology」採用冷却ファン搭載モデルを確認。リファレンスデザインとは異なり、ガンメタ調のなかなかカッコいいデザインである。発売は年内を目指すとのことで予価は今のところ未定。
なお、「Radeon HD 5800」シリーズの流通状況を担当者にぶつけてみたところ「年内は品薄状況が続くことになるかもしれません」という答えが。発見次第に即買いを迫られるという状況はしばらく続くかもしれない |
■CoolerMaster
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CoolerMasterでは日本市場向け限定となるオリジナル電源「極源」の500Wモデルを発見。エントリークラスの製品として価格も抑えており、実売予想価格は約6,000を予定。年末までにリリースをしたいという |
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小型ながら2本のヒートパイプを備えた安価なCPUクーラー「Hyper 101」。Intel系CPUはLGA 775/1156に対応を絞ることで低コストを実現。小型のケースにも向いていそうだ。ファンは80mm(2200rpm/22dBA)、Socket AM/AM3/939/940にも対応。予価は\2,500程度で年内発売予定となっている |
■G.SKILL
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低電圧1..5V駆動のDDR3メモリモジュールを展示していたのはG.SKILL。その名も「ECO Series」で、DDR3-1333/DDR3-1600の2モデルが確認できた。eVGS製M/Bで実際に動作デモも行われており、ワットチッェカーの数値も1.354Vと表示されていた。1.65Vのメモリに比べ、温度を16%低く抑えることができるという。発売は近日中の予定 |
■OCZ Technology
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国内のSSD市場で人気のメーカーとなっているOCZブースでは、PCI-ExpressインターフェイスのSSD新モデル「Z-Drive m84」を展示。「Z-Drive」の廉価モデルとなる製品で、価格を抑えて販売される見込み。256GB/512GB/1TBの3モデルがラインナップされ、読み込み870MB/s、書込み780MB/s(1TBモデル)、キャッシュ256MBというスペック。
また3.5インチサイズの新モデル「OCZ Colossus Series SATA II 3.5" SSD」。120GB/250GB/500GB/1TBの4モデルも準備中。読み書きともに260MB/sというスペックで、低価格化を目指すとのこと |
■3R SYSTEM
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3R SYSTEMが参考出品していたのはZALMAN製のMini-ITX対応M/Bが搭載可能というファンレスPCケース「ITX-HTPC」。内部にはピッチ調節が可能なヒートパイプ採用冷却機構を装備。ケース全体をヒートシンクとして利用するコンセプトは、どこか北欧の香り漂う懐かしいデザインとなっている |
■日本AMD
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AMDは以前メディア限定に公開した「Radeon HD 5870 Eyefinity Edition」を、来場者が自由にゲームを行うことが可能な状態で6画面デモを実施。無造作な感じで脇に置かれたPC背面を覗いてみると、専用カードからはMini DisplayPort×6という出力が確認できた |
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