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[発表] VIA Technologies、6cm×6cmの「Mobile-ITX」フォームファクタを正式発表
[発表] VIA Technologies、6cm×6cmの「Mobile-ITX」フォームファクタを正式発表
2009年12月3日木曜更新
2009年12月1日プレスリリース
VIA Technologies, Inc,(本社:台湾)
は2009年12月1日、これまで最小PCBサイズだったPico-ITXをさらにスモール化させた6cm四方の新フォームファクタ
「Mobile-ITX」
を正式に発表した。
■VIA、フォームファクタ最小サイズ更新。ただしベースボードを使用
VIA Technologies Mobile-ITX
http://www.viatech.co.jp/jp/resources
/pressroom/pressrelease.jsp?press_release_no=4287
自作業界でスモールフォームファクタの第一人者であるVIAは、6cm×6cmサイズの「Mobile-ITX」を正式に発表した。
これまでVIAのスモールフォームファクタといえば、コンシューマにおける“実用レベルの事実上限界”とも思えるMini-ITXがお馴染みだが、17cm四方の同フォームファクタよりも11cmずつ最小化されたものが今回発表された「Mobile-ITX」となる。ちなみにMini-ITXから順に、Nano-ITX(12×12cm)、Pico-ITX(10×7.2cm)が既にリリースされているのはご存じの通り。
Mobile-ITX IO Carrier Board Design
汎用ケースファンでさえ8cm口径では“小型”というイメージがあるが、さらにそれを2cmも下回る「Mobile-ITX」は、ベースボードとの組み合わせにより各種I/Oがはじめて使用できるもので、基板上にはCPU、チップセット、メモリ等が搭載されるのみ。
リファレンスボードには、FSB400MHzのC7-M ULVが搭載される。なお対応チップセットはVX820が採用されている。
VIA Mobile-ITX CPU Module Reference Design PCB Layout
ベースボードをEmbedded用途に特化させたカスタマイズにより2010年Q1以降、各種医療機器やロボット等の内部に収められる予定の「Mobile-ITX」だが、今回の発表により自作市場からは少々距離を置き、本来の主たる産業用PCのメーカーとしてまた一歩前進した事になる。
TEXT:G&D matrix 松枝 清顕
VIA Technologies, Inc,
http://www.viatech.co.jp/jp/
■
[新製品] ユニティ、Trinityプラットフォーム準拠のMini-ITX、VIA「VB8003」2009年11月上旬発売(2009/11/2)
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/200911a/02_04.html
■
[発表] Intel Atomとは袂を分かつ、VIA、Nano-ITX「VIA EPIA N700-10EW」(2009/8/9)
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/200908/08_03.html
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VIA「Mobile-ITX」
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