A-DATA Technology(本社:台湾・台北市)は2009年12月15日、同社新型SSDにSandForce(本社:アメリカ・カリフォルニア州)社製コントローラーが採用される事が正式に発表された。第1弾となるこのモデルは、2010年1月7-10日にアメリカ・ネバダ州ラスベガスで開催される「2010 International CES」でお披露目される予定。
■OCZ Technologyに続き、A-DATAもSandForce社採用を発表
SandForce SF-1500
http://www.sandforce.com/index.php?id=21&parentId=2
SandForce SF-1200
http://www.sandforce.com/index.php?id=19&parentId=2
15日付けプレスリリースで、A-DATA Technology(以下:A-DATA)の次期SSDに、SandForce社製コントローラーが採用される事になった。 今回発表された内容を確認すると、採用されるSandForce社製コントローラーは「SF-1500」と「SF-1200」で、いずれもハイエンドのワークステーション/サーバー向けに開発された信頼性の高いチップとされている。
ちなみにSandForceの「SF-1500」および「SF-1200」といえば、2009年11月10日にOCZ Technology(本社:アメリカ・カリフォルニア州)が次期エンタープライズ向けSSDに採用する事がすでに発表されている事は以前お伝えした通りだ。
なお各コントローラーのスペックは、「SF-1500」がSATA 3.0Gbps/1.5Gbpsサポートで、パフォーマンスはシーケンシャルリード/ライト共に260MB/sec、IOPSランダムリード/ライト共に30,000(@4K Blocks)、最大容量は512GBで、SLC/MLCサポートとされている。一方の「SF-1200」は、サポートインターフェイスおよび最大容量は共通で、シーケンシャルリード/ライト共に260MB/secながら、IOPSはランダムリード30,000(@4K Blocks)/ランダムライト10,000(@4K Blcoks)となり、MLCのみのサポートとなっている。
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SF-1500 |
SF-1200 |
Host Interface |
SATA 2.6 Compliant, 3Gb/s and 1.5Gb/s support |
Max Capacity |
512GB |
Sequential Read Transfer |
Up to 260MB/s (@128K blocks) |
Up to 260MB/s (@128K blocks) |
Sequential Write Transfer |
Up to 260MB/s (@128K blocks) |
Up to 260MB/s (@128K blocks) |
Random Read IOPS |
30,000 (@4K blocks) |
30,000 (@4K blocks) |
Random Write IOPS |
10,000 (@4K blocks) |
Flash Memory Support |
MLC/SLC |
MLC |
Reliability |
MTFF:10,000,000h |
MTFF:2,000,000h |
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SandForce SF-1500 Block Diagram |
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SandForce SF-1200 Block Diagram |
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