OCZ Technology (本社:アメリカ・カリフォルニア州)は2010年3月10日(現地時間)、市場想定売価99ドルでINDILINX Amigosコントローラーを搭載した2.5インチSATA SSD「OCZ ONYX」シリーズを発表した。
■INDILINX Amigosコントローラーを搭載したOCZの最エントリークラスSSD
OCZが今回用意したSSD「ONYX」シリーズは、コントローラーに「INDILINX Amigos」を搭載するValueクラスモデル。市場想定売価が99ドルの容量32GBモデルで、Kingston「SSDNow」シリーズの30GB「SNV125-S2/30GB」の対抗馬とされている。
ちなみに「ONYX」シリーズは、昨年末入手した“Confidential”なロードマップ上で、TBD(to be determined)と記載された製品に該当。本来であれば2010年2月発表予定とされていた。
スペックは64MBのキャッシュメモリにMLCタイプNANDフラッシュで構成され、最大読込125MB/sec、最大書込70MB/secとなり、Windows 7 Trimコマンドに対応。
外形寸法は99.8×69.63×H9.3mm、重量77g。耐衝撃性能は1500G、MTBFは1,500,00時間で、製品には3年間のメーカー保証が提供される。
なお「ONYX」シリーズは、“シリーズ”と言いつつも今回の32GBの1モデルのみのラインナップとなる。 |