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[新製品] ミドルタワーの鉄板ケースが進化した上位モデル、CoolerMaster「CM690II Plus」4月16日発売開始
2010年4月7日 14:10 更新
2010年4月7日プレスリリース
国内
 
CoolerMaster Cooler Master co., Ltd.(本社:台湾)は2010年4月7日、人気のミドルタワーケース「CM690」の上位モデルの位置付けとなる「CM690II Plus」を4月16日より発売する。市場想定売価は税込14,800円前後(オープンプライス)。


■「CM690」の上位モデル、「CM690II Plus」まもなく登場

CM690II Plus 市場想定売価税込14,800円前後(オープンプライス)
http://www.coolermaster.co.jp/news/hotnews_content.php?language=jp&year=2010&id=7063

 2007年10月初登場以来ロングセラーを続けるCoolerMasterの人気ミドルタワーケース「CM690」の上位モデルにあたる「CM690II Plus」がいよいよ来週16日より発売が開始される事になった。

 高エアフローの理想的内部構成からミドルタワーケースの鉄板モデルとして売れ続けている「CM690」だが、本日発表させた「CM690II Plus」はさらにエアフロー強化が最大の特徴とされている。

  CM690II Plus CM690
サイズ D528.8×W214.5×H511.8mm D524.5×W213×H482
重量 9.19kg 9.8kg
素材 スチール/プラスチック
5.25インチベイ 4 5(1段は3.5インチ排他)
3.5インチベイ 6(着脱可能シャドウベイ×4) 5+1(1段は5.25インチ排他)
I/O USB2.0×2/e-SATA×1/音声入出力 USB2.0×2/IEEE1394×1
eSATA×1/音声入出力
拡張スロット 7+1 7
ファン 前面 140mm BLUE LED(1200rpm/19dBA)×1
(LED ON/OFF可能)
120mm BLUE LED(1200rpm/21dBA)×1
背面 120mm×1(1200rpm/17dBA)×1 120mm×1(1200rpm/21dBA)
上部 120mm×1(1200rpm/17dBA)×1
※120/140mm×2搭載可能
120または140mm×2搭載可能
底面 120mm×2または140mm/120mm×各1搭載可能 120mm×1搭載可能
右サイド 80mm(H15mm)×1搭載可能
左サイド 120mm/140mmファン×2搭載可能 120mm×2(1基標準)または
140mm×1増設可能
HDDラック 120mm×1搭載可能 ---
電源 非搭載(ATX規格) 非搭載(ATX規格)

 最大のアピールポイントとなる高エアフロー部をチェックして行くと、まずフロントメッシュが従来モデルに比べ孔径が大きくなり、通気性がさらに向上されている。また搭載可能ファン個数が最大8個から10個となり、これまで120mmだった最大口径が140mmにスケールアップ。加えて120mm標準搭載ファンスペックも同一回転数ながら騒音値が21dBAから19dBAに改良されている。

 また従来モデルではM/Bトレイ背面のCPUソケット裏に用意されていた80mm(H15mm)ファン搭載スペースはCPUクーラーメンテナンス用スルーホール採用により廃止され、代わりにサイドパネル側に同口径ファン増設スペースを設け、“背面からのCPUの冷却”から“マザーボード全体を背面から冷却”するというキャッチに変更されている。

CM690II Plus CM690II Plus
背面ファン上部には水冷システム用のホース孔が設けられている オールブラック塗装の内部画像

 HDDシャドウベイは全6台分が用意され、そのうち4台分のHDDシャドウベイは着脱式となり、これを外すことで“長モノ”グラフィックスカードのマルチグラフィックス構成が無理なく収納できる約304mmの搭載スペースが確保できるだけでなく、新たに最大で140mm+120mm各1基の吸気ファン搭載スペースが現れる。さらにこのスペースを利用して、120mm×240mmの水冷ラジエーターを搭載することも可能。昨今の需要を考慮し、2.5インチ/1.8インチSSD(HDD)用ストレージアダプターも付属された。

 外観上の大きな違いは無いマイナーチェンジモデルの印象ながら、内部はエアフロー能力が確実に進化され、“今風”に各所がアレンジされている。また、トップ部には小物収納スペースが用意される“余裕”も感じられる「CM690II Plus」は若干の価格Upをも消化してしまうだけのインパクトを十分に持ち合わせていると言えるだろう。

TEXT:G&D matrix 松枝 清顕

Cooler Master co., Ltd.
http://www.coolermaster.co.jp/

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