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[新製品] NZXT、イカツイけれどMicroATXなゲーミングケース「Vulcan」をチェック
[新製品] NZXT、イカツイけれどMicroATXなゲーミングケース「Vulcan」をチェック
2010年5月15日 4:15 更新
2010年5月10日プレスリリース
NZXT(本社:アメリカ・カリフォルニア)
は2010年5月10日付けプレスリリースにおいて、MicroATX対応のゲーマー向けPCケース
「Vulcan」
を発表した。アメリカンなデザインを採用する同社一押しのモデルをチェックしておこう。
■一見デカイが、実はMicroATXケースな「Vulcan」
Vulcan series(5月末出荷開始予定)
http://www.nzxt.com/new/products/crafted_series/vulcan
日本市場では受け入れられるのかどうかという、ギリギリのデザインをラインナップするNZXTから、
「Vulcan」
が発表された。一昔前であれば、“色もの”の一言で片付けられてしまいそうな外見だが、果たして印象通りのモデルなのだろうか。
外形寸法D406×W180×H422.5mmのスチール製(一部ABS樹脂製)の「Vulcan」は、その風貌とは裏腹にMicroATXフォームファクタ向けに設計されている。立体的フロントフェイスデザインはNZXTらしい所で、トップ部には持ち運びを想定したハンドルが装備されている。(ハンドル無しモデルもあり、こちらのサイズはH380mm)
またゲーミングPCケースを謳うだけに、内部ドライブベイレイアウトにより、350mmまでのグラフィックスカードスペースが用意されており、2-Wayマルチグラフィックス環境を構築する事もできる。
エアフロー構造は、フロント120mm×1、リア92/80mm×1、サイド200mm×1、さらにトップにも120mm×2の排気ファンが搭載でき(オレンジLED内蔵ファン1基のみ標準装備)、フロントメッシュの通気孔との組み合わせにより、内部容積の狭いMicroATX筐体でありながら十分なエアフローを確保。オプション扱いの電源ユニットはATXサイズサポートのボトムレイアウトを採用し、アンチバイブレーションラバーを装着。制振処理も施されている。
その他トップ面にはUSB2.0×2/eSATA×1/音声入出力端子をそれぞれ装備し、フロント上部には“Dual 8W channel Fan Control”を搭載。5.25インチベイ×2、3.5インチベイ×2、3.5インチシャドウベイ×2を備え、HDD装着はレール式のツールフリー機構が採用されている。
所見では“色もの”かと疑ってみたものの、さすがに“現代風”の味付けが随所に見られ、なかなか凝った作りのモデルである事が分かる。
現時点日本国内市場での発売は未確認ながら、マニュアルにはしっかり日本語の記載もされており、販売代理店のジャッジによっては店頭に並ぶ可能性があるかもしれない。
TEXT:G&D matrix 松枝 清顕
NZXT
http://www.nzxt.com/
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NZXT「Vulcan」
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