Press release プレスリリース
Home
>
Press release
>
[発表] 倍率ロックフリーのインテル版“BE”、Core i7-875K/655K発表
[発表] 倍率ロックフリーのインテル版“BE”、Core i7-875K/655K発表
2010年6月1日 0:01 更新
2010年6月1日プレスリリース
Intel Corporation(本社:アメリカ・カリフォルニア州)
は2010年6月1日、倍率ロックフリーの「K」型番の、
「Core i7-875K」「Core i5-655K」
を発表した。いずれも即日発売が開始される予定。
■“EE”ではない“BE”に近い「K」
Core i7-875K 市場想定売価税込35,000円前後
Core i5-655K 市場想定売価税込22,000円前後
http://www.intel.com/
「the Voices」
枠でもお伝えしているとおり、インテルの倍率ロックフリー
「K」
プロセッサ、
「Core i7-875K」(2.93GHz)
、
「Core i5-655K」(3.20GHz)
の2モデルが正式に発表された。
これまでインテルでは「Extreme Edition」をラインナップさせていたが、ミドルレンジ価格帯に投入された「K」シリーズは、オーバークロックユーザー御用達の“愉しめるプロセッサ”AMD「Black Edition」の趣に近いモデルとして用意されている。
LGA1156ソケットの両モデルは、「Core i7-875K」がLynnfield、「Core i5-655K」(+GPU機能統合)がClarkdaleコアとなり、TDPは順に95W、73Wとされ、ここまでは動クロック既存の「Core i7-870」、「Core i5-650」に準拠しているが、「K」最大の特徴となる倍率ロックフリー=Turbo Boost Technologyの上限倍率が取り払われたオーバークロックができるというものだ。(対応BIOS要確認)
なおこのモデルは薄型デザインのリテールBOXに収められており、CPUクーラーは同梱されていない。そのためLGA1156対応の汎用CPUクーラーを別途用意する必要がある。これはコスト削減という意味合いよりも、オーバークロック向けプロセッサという性格によるもので、個々の環境に依存するCPUクーラーは各々で用意して欲しいというメッセージが込められているのではないだろうか。
ただし
「the Voices」5月14日付け
でもお伝えした通り、事前に入手した資料によると「Core i7-980X Extreme Edition」同梱の
「DBX-B」
の兄弟モデルに当たる
「DHX-B」
なるIntelブランドのCPUクーラーが発売される予定で、すでに販売店向け価格表にはその存在が確認されている。
このように普及価格帯に倍率ロックフリープロセッサ「K」シリーズがラインナップに加わった事で、より身近にオーバークロックを愉しむ事ができるようになった。その販売価格設定から、秋葉原PCパーツショップでの期待感は大きいという。果たしてユーザーには受け入れられるのだろうか。
TEXT:GDM 松枝 清顕
Intel Corporation
http://www.intel.com/
l
■
[the Voices] 「“K”は安いし売れそうだね」(5/29) ---某ショップ店員談(2010/5/9)
http://www.gdm.or.jp/voices_html/201005/2901.html
■
「クーラーも売リ始めたIntel」(5/14) ---某ショップ店員談(2010/5/14)
http://www.gdm.or.jp/voices_html/201005/1401.html
インテル「Core i7-875K」リテールボックスイメージ
Copyright(c)1997-2012 GDM Corporation All rights reserved 掲載記事の無断転載を禁じます