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[COMPUTEX TAIPEI 2010] 日本で発売しないのか?Thermalright純正のフルアルミPCケース「Box One」
[COMPUTEX TAIPEI 2010] 日本で発売しないのか?Thermalright純正のフルアルミPCケース「Box One」
2010年6月5日 14:02 更新
2010年6月4日エルミタ取材班
誰がいったか知らないが、2度あることは3度ある。昨日(6月4日付)、
Thermalright(本社:台湾)
“その2”としてお送りしたVGAクーラー
「Spitfile」
に続き、今度は“その3”としてフルアルミPCケース
「Box One」
をお送りする。
■「これはプロトタイプで販売予定はないんだよ」
Thermalright
http://www.thermalright.com/new_a_page/news_page/
thermalright_at_computex_10.html
Thermalright純正のフルアルミPCケース
「Box One」
。恥ずかしながら、昨日VGA用Cooler
「Spitfile」
関連の画像を探しているときに気付いたという情けない事態で、本日3回目のThermalrightブース訪問と相成った。
すっかり顔なじみとなったマーケティングマネージャーの
Armand Cheng氏
に
「○○!(筆者のファーストネーム)。また来たのか、今度はなんだ?(笑)」
と言われる始末で、正直に事の顛末を説明。PCケースを見忘れたことを正直に伝えた。
さて、そんな「Box One」だが、結論から言うと「これはプロトタイプで販売予定はないんだよ。売るとなったら、まだまだ議論が必要だろうしね」(Armand Cheng氏)とのこと。 とは言え、見れば見るほどなかなかよくできており、プロトだけで終わらせるにはあまりにも惜しい。
プロトタイプだけで終わらせるにはあまりにも惜しい「Box One」
「Box One」は、今回の展示に合わせて企画されたアルミニウム製フルタワーPCケースで、なんと言っても目を惹くのはフロントパネルとリアパネル、それぞれ縦方向に140mmファンを3基ずつレイアウトされている点。大口径ファンによりケース内の横方向エアフローが強力である事は画像からもお分かり頂けるだろう。Armand Cheng氏はこう続ける。
「今はアクティブタイプのクーラーが搭載されているが、Thermalrightのパッシブタイプのクーラーにも対応できるようにデザインされている。Box Oneならファンレスでも行けるよ」
スペックは外形寸法L560×W240×H580mm、ドライブベイは5.25インチ×2、3.5インチシャドウベイ×6で、ハードディスクはボトムレイアウト、電源ユニットはトップレイアウト。リア部は140mmファンで埋め尽くされているため、拡張スロット固定はケース内部で行われ、背面I/Oから伸びるケーブルはリアファン横に設けられた穴で、外部に抜けるように工夫されている。まさに完璧ではないか。
Armand Cheng氏が懸念する「まだまだ議論が必要」については、製造コスト=反映される売価が大きなウェイトを占めている物と思われるが、今回のお披露目により各国のヘビーユーザーからたくさんのリクエストがあれば、そう遠くない将来に製品版がリリースされる事になるかもしれない。
“3度目の正直”でお届けできた「Box One」。次は秋葉原の店頭で再会できる事を期待しつつ、Thermalrightブースを後にした。
TEXT:GDM編集部/取材:Tawashi
Thermalright
http://www.thermalright.com/
l
■
アジア最大級のPC見本市「COMPUTEX TAIPEI 2010」記事インデックス
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/201006/computex_index.html
NanGang Exhibition Hall N930「Thermalright」ブース
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