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[新製品] ARCTIC、COMPUTEXでお披露目された入力デバイス3製品正式発表 |
2010年6月23日 4:07 更新 |
2010年6月22日(現地時間)プレスリリース |
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ARCTIC COOLING(本社:スイス)は2010年6月22日(現地時間)、同社初となる入力デバイスカテゴリとして、USBキーボード「ARCTIC K381B/W」、USBレーザーマウス「ARCTIC M551」、「ARCTIC M571」の計3種を発表した。
■どこへ行こうとしているのか分からなくなってきたARCTIC
先日無事閉幕した「COMPUTEX TAIPEI 2010」。特集記事でもロゴを一新させたARCTIC COOLINGブースの模様をお伝えしたが、そこでも軽く触れている同社初の入力デバイスが正式に発表された。
まずはUSBキーボード「ARCTIC K381」は、MSRP(市場想定売価)17.45ユーロ/24.95USDの値付けがなされた薄型シンプルモデルで、12個のファンクションキーを備える他はこれと言って特筆すべきところは無い。
外形寸法はL430×W115×H18mmで、ボディカラーはブラックとホワイトの2色展開。なおリリースによると、ドイツ語、フランス語、英語、スペイン語、ポルトガル語、イタリア語の用意があるらしく、日本語の表記は見当たらない。
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ARCTIC K381B/W(ブラック/ホワイト) |
次にUSB有線レーザーセンサーマウス「M551」は、800/1600/2400dpiの切替式で、長時間のゲームプレイを想定したエルゴノミクスデザインが採用されているとしている。
外形寸法はL119×W80×H41mm、重量160g。カラーはブラック「M551-D」とホワイト「M551-L」の2色が用意され、MSRPは17.90ユーロ/24.95USD。
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ARCTIC M551シリーズ |
同じくUSB有線レーザーセンサーマウス「M571」は、型番からも分かる通り「M551」の上位機種に相当し、MSRPも20.65ユーロ/29.95USDと若干高めの設定がなされている。センサー分解能は同じく800/1600/2400dpiの切替式で、最大26g(6.5gウェイト×4個)が付属されている。
外形寸法はL120×W81×H44mm、重量138g(デフォルト)となり、カラーはブラック「M571-D」とホワイト「M571-L」が用意されている。
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ARCTIC M571シリーズ |
ARCTIC COOLINGと言えば、多くのグラフィックスカードベンダーがリファレンスからのカスタマイズVGAクーラーとして採用する世界的にも著名なメーカーだが、“ことある毎に”お伝えしている通り、乾電池やゲーム機(へんな)、ソーラーバッテリーなど、突然趣の異なるアイテムが増殖している。それらはいずれも日本国内市場には進出していないが、今年の「COMPUTEX TAIPEI 2010」ブースを見ても感じるように、一体ARCTICはどこへ行こうとしているのだろうか。
冒頭お伝えした通り、ロゴを一新させたのを機に“COOLING”の文字が消えている。一抹の不安を覚えつつ、今後の行く末を見守りたい。 |
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TEXT:GDM編集部 松枝 清顕
ARCTIC COOLING
http://www.arctic-cooling.com/
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■[COMPUTEX TAIPEI 2010] VGAクーラー世界屈指のカスタマー、ARCTIC COOLINGブースをぶらり(2010/6/5)
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/201006/05_05.html

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