株式会社アイ・オー・データ機器(本社:石川県金沢市)は2010年7月28日、ハードウェアトランスコード搭載、地上・BS・110度CSデジタルの3波対応USB TVキャプチャBOX「GV-MVP/XZ」を発表した。発売は8月上旬で、市場想定売価は税込16,485円。
■3波対応USBバスパワー駆動のTVキャプチャBOX
フルハイビジョン最大15倍録画を実現するハードウェアトランスコード機能搭載、地上・BS・110度CSデジタル放送対応TVキャプチャBOXの新製品。インターフェイスはUSBで、バスパワー駆動に対応する。
デジタル放送の解像度をそのままに最大15倍圧縮処理を行うトランスコード機能は、「MPEG2-TS」形式で放送されているデジタル放送を、より低ビットレートでも高画質を維持する「MPEG4-AVC/H.264」形式のファイルに変換する事で、解像度の変更をせずフルハイビジョンの高画質なまま、最大15倍長く録画ができるというもの。トランスコードチップには富士通セミコンダクター「MB86H58」が採用されている。
またCPU負荷を軽減する機能を搭載。「Netbookモード」(通常モード比約95〜100%)、「Netbook SDモード」(同60〜80%)、さらに両者併用にて約50〜70%の超低負荷を可能とした。
外形寸法はW98×H26×D92mm、重量約110g。対応OSは、Windows 7(32/64bit)、Vista(32bit)、XP(SP2以降)で、サポートソフトCD-ROM、BS・CS・地上共用B-CASカード、USBケーブル(1m)、セットアップガイド等が同梱されている。 |