エルミタージュ秋葉原［発表］さようならATI。台湾では「忘恩負義」の声も

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［発表］さようならATI。台湾では「忘恩負義」の声も
2010年8月31日 0:10 更新	2010年8月30日プレスリリース

　AMD（本社：アメリカ・カリフォルニア州）は2010年8月30日、2010年度中に“ATIブランド”の終息を発表した。これによりプロセッサ同様“AMDブランド”に統一される事になる。

■台湾業界内では「忘恩負義」の声も

　国内外共、既に報道されている通り、AMDはついにATIブランドに幕を下ろす事を発表した。今年度中にはプロセッサなどと同様、「AMD」に統一される事になる。

　自作好きが集まれば「NVIDIA派」「Matrox派」そして「ATI派」と好みのグラフィックスカードメーカーを言い合ったものだが、これからは「AMD派」と言う事になる。
　これこそがAMDのブランド統一戦略の狙いであり、2006年10月のATI買収からまもなく丸4年、主要カテゴリであるCPUとGPUの「AMD」統一による認知度向上が歴史あるブランドの廃止により、果たされる事となるわけだ。

　ちなみにこの発表について、台湾業界内でも話題になっており、ある関係者の間では「忘恩負義」という声も挙がっている。翻訳をすると“恩知らず”という意味だそうで、「もしATIが無かったら、、、」などと厳しい意見も少なくないという。

　なおこの発表により、当然のことながらロゴも一新。“古の”ATIカラーから若干変更されたデザインとなる。10月に予定されているハイエンドGPUリリースの頃には、もうATIのロゴは消えているのかもしれない。

TEXT：GDM編集部松枝清顕

AMD
http://www.amd.com/

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さようなら“ATI”