株式会社アイ・オー・データ機器(本社:石川県金沢市)は2011年3月23日、スループットが約8倍向上する無線LANルーター「Air Port WN-G300DGR」を発表した。売価は税込9,975円で、発売は既に開始されている。
■ハードウェア直接処理で約8倍(最大880Mbps)スループットを実現
IEEE802.11n準拠 300Mbps(規格値)の無線LANギガビットルーター新製品。
ルーター性能を向上させる「NATアクセラレーター」機能を装備するこのモデルは、これまでソフトウェアが処理していたブロードバンドルーター機能を、ハードウェア(CPU)が直接処理を行うことで、約8倍(最大880Mbps/PPPoE実測値)のスループットを実現。またFTP実測値も846Mbpsの高速スループットをマークするという。
その他WPSボタンを装備する事で、高度な無線LANセキュリティ接続設定が行える他、レベル設定でサイト閲覧フィルタリング「悪質サイトブロック ファミリースマイル」初年度1年間無料サービスが提供される。
外形寸法はW132×D57×H200mm、重量約270g。無線LAN規格は IEEE802.11n、IEEE802.11g、IEEE802.11b、通信周波数2.4GHz帯、使用チャンネル1〜13chで、アンテナ方式は内蔵×2(送信×2/受信×2)。無線LANセキュリティはWPA2-PSK(TKIP/AES)、WPA-PSK(TKIP/AES)、WEP(128/64bit)で、MACアドレスフィルタリング、SSID通知のON/OFF、自動チャンネル選択(オートチャンネル)、送信出力制限、WPS、WMMに対応。
有線規格はIEEE802.3ab(1000BASE-T)、IEEE802.3u(100BASE-TX)、IEEE802.3(10BASE-T)で、LANポート×3を装備し、ジャンボフレーム 最大サイズ9216bytesに対応。SPI、DoS攻撃防御、DHCPサーバー(最大253台)、ポートの開放(最大32エントリー)、DMZホスト、UPnP、IPv6パススルー、ダイナミックDNS(iobb.net)、MTU設定、オートブリッジ、NTPクライアント、IPsecパススルー、PPTPパススルー等の各種機能に対応する。 |