ASUSTeK Computer Inc.(本社:台湾)は2011年4月5日、オーバークロックに強いチップコンデンサ「POSCAP」を採用したGeForce GTS 450グラフィックスカード「ENGTS450/DI/1GD5」の日本市場向け発売開始を発表した。市場想定売価は税込12,500円前後(オープンプライス)。
■コアクロック810MHzのGTS 450オーバークロックモデル
NVIDIA GeForce GTS 450を搭載するオーバークロックモデルの新製品。バスインターフェイスはPCI-Express2.0(x16)。外形寸法は約200×111mmで、搭載されるVGAクーラーは2Slot占有タイプ。
このモデルでは、抵抗が小さく(低ESR)で、高温にも強いチップコンデンサ「POSCAP」が採用され、GPUへの供給電力からノイズを約30%削減。GPUの安定性向上とオーバークロックのしやすさが向上されているという。
また高負荷時にもGPUに対し安定した電力供給を可能とする「4フェーズ電源回路」を搭載。オーバークロック時の安定性に貢献する。
スペックはコアクロック810MHz(リファレンス783MHz)、メモリクロック3608MHz、メモリバス幅128bitで、GDDR5 1GBのビデオメモリを実装。出力インターフェイスにDVI-I(HDCP対応)×1、HDMI(HDCP対応)×1、D-Sub15ピン×1を備える。
なおこの製品にはGPU電圧が変更できる「Voltage Tweak」機能に対応し、ユーティリティソフト「SmartDoctor」が付属されている。 |