GIGABYTE TECHNOLOGY(本社:台湾)の日本法人、日本ギガバイト株式会社(本社:東京都千代田区)は2011年4月8日、エクストリーム・オーバークロッカーに向けて開発された、世界初のオーバークロッキング専用マザーボード「GA-X58A-OC」を発表した。発売は4月下旬で、市場想定売価は税込40,000円前後。
■とことんオーバークロック向けに設計したLGA1366対応ATXマザーボード
「オーバークロッカーがデザインした、オーバークロッカーのためのマザーボード」がキャッチコピーのIntel LGA1366対応、X58 Expressチップ搭載マザーボードの新製品。
高耐久性能、電源効率性の向上、オーバークロック用に拡張されたマージンが特徴の2倍量銅PCB(プリント基板)を採用する「GA-X58A-OC」は、ワークステーションクラスの冗長性電源設計「Dual CPU Power」をはじめ、GIGABYTEではお馴染みのフェーズ切替が可能な「パワーフェーズブースト機能」を採用。
さらにソケット周りは小型部品を吟味してレイアウトする事で、エクストリーム・オーバークロッカーが容易で迅速にマザーボードをコーティングできるうように配慮がなされている他、オーバークロックに特化された独自の機能が盛り込まれている。
■「OC-Touch」
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オンボード「OC-Touch」ボタンは、手動でCPU動作倍率の上下や、BCLKの設定ができる。OCギア(Gear)ボタンを押すことでBCLKを0.3MHzまたは、1MHzずつ引き上げるように設定する事が可能。これらの変更はBIOS、DOS、Windowsのいずれかで、システムを再起動せずにリアルタイムに行う事ができる。なお「4G Ready」ボタンは、自動的に4GHzに到達することが可能。 |
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■「OC-PEG」
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マルチグラフィックス構成時、PCIeへより安定的に送電するために用意された2個のSATA電源コネクタ「OC-PEG」。各コネクタは、別々の電源フェーズから電力を供給。さらに安定したグラフィック・オーバークロックが楽しめる。 |
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■「OC-Cool」
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LED搭載のパッシブヒートシンク。「OC-Coolヒートパイプ」は、システムの対流を最大化し、I/Oパネルを通して排熱する。また4pin「Smart Fanコネクタ」を7個搭載し、エアフローを最適化する事ができる。 |
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■「OC-Dual BIOS」
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通常使用とオーバークロック用に2つのBIOSを使い分ける事ができる「OC-Dual BIOS」を搭載。最大16プロファイルまでを記録可能で、ディップスイッチによりマスタとサブが選択できる |
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チップセットはIntel X58 Express + ICH10Rで、メモリスロットにDDR3-1066-2133MHz×6、拡張スロットにPCI-Express2.0(x16/x8)×2、PCI-Express2.0(x8)×2、PCI×1で、NVIDIA 3-way SLI、ATI 4-way CrossFireXに対応。
ストレージはSATA3.0×2(Marvell SE 9182)、SATA2.0×6、インターフェイスはバックパネル部にUSB3.0×2、USB2.0、PS/2×2(キーボード/マウス)を備える。その他ギガビットLAN、7.1ch Audio(ALC889)など。 |