Antec(本社:アメリカ カリフォルニア州)国内正規代理店の株式会社リンクスインターナショナル(本社:東京都千代田区)は2011年5月6日、メンテナンスフリーのオールインワン水冷キット「KUHLER-H2O-920」の新規取り扱い開始を発表した。発売は5月7日で、市場想定売価は税込12,980円前後の予定。
■ソフトウェアモニタリング&コントロール機能搭載の強化版
エルミタ的「一点突破」Vol.16で取り上げた、今年3月リリースの「KUHLER-H2O-620」に続くメンテナンスフリー、オールインワン水冷キットの新製品。対応ソケットはIntel LGA1366/1156/1155/775、AMD Socket AM3/AM2+/AM2。製品保証は3年間。
「KUHLER-H2O-620」の上位機種にあたる「KUHLER-H2O-920」は、アルミニウム製ラジエーターを大型化(D49×W120×H151mm)。搭載される120×120×25mmファンはデュアル仕様で、回転数700〜2400rpm(27.4dBA/110CFM)はポンプ内部の温度センサーにより、自動的に最適な回転数に可変する。
ポンプ内蔵型ウォーターブロックはベース部に銅を採用。D70×W70×H27mmのロープロファイルサイズとし、ゴム製チューブ(長さ330mm)との組み合わせにより、ケース内の設置を容易にした。
さらにトピックとして、ソフトウェアによるモニタリング&コントロール機能を採用。水冷液の温度、ファンやポンプの回転数、騒音レベルがモニタできる他、ファン回転数調整(温度連動)およびポンプ部のロゴ(RGB LED)カラーを赤・緑・青それぞれ256段階(256×256×256フルカラー)で好みで変更する事ができる。
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新たなる試みとなるソフトウェアモニタリング&コントロール機能の表示部。とかく目に見えない水冷ユニットのポンプ回転数、水冷液の温度のモニタリングは歓迎すべき機能と言えるだろう |
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