GIGABYTE TECHNOLOGY(本社:台湾)の日本法人、日本ギガバイト株式会社(本社:東京都千代田区)は2011年5月11日、Intel Z68 Expressチップセットを採用したLGA1155対応マザーボード、計6機種を発表した。なお製品は11日から順次発売が開始される。
■エントリーからハイエンドまで6モデルフルラインナップのZ68搭載マザー
5月11日16:01解禁のIntel「Z68 Express」チップセットを搭載するLGA1155対応マザーボードの新製品が、GIGABYTEから6モデルが発表された。
これまでの主力チップセット、P67 Express/H67 Expressに置き換わるZ68 Express搭載のGIGABYTEブランドマザーボードはATXで4モデル、MicroATXで2モデルを用意。特にUD7/UD5/UD4のラインナップは、同クラスのP67 Express搭載モデルより価格が安く設定され、「安くなった分で、SSDを一緒ご購入いただく事をメーカーとして推奨」(リリース文抜粋)されている。
これはZ68 Expressのトピックとなる新機能「Smart Response Technology」にフォーカスされたもので、頻繁に使用するアプリケーションをキャッシュすることにより、システムのパフォーマンスと応答性を劇的に向上させるというもの。この機能を使用する事で、比較的高価な高速SSDの長所と、大容量でも安価なHDDの長所を組み合わせる事で、容易に高速ストレージシステムを構築する事ができる。なおこの機能を使用しないSSDとHDDの混在環境に比べ、2倍以上(PC Mark Vantage)、HDDだけの環境に比べ4倍程度(同)の速度を引き出すことができるとしている。
さらにGIGABYTEのトピックとして、「GIGABYTE Touch BIOS」が新たに採用されている。SandyBridge登場により対応マザーボードの多くに採用されているGUIベース「UEFI」(Unified Extensible Firmware Interface)の採用を見送ったGIGABYTEだが、Z68 Expressからその進化版となるWindows上で動作可能な「GIGABYTE Touch BIOS」を投入。キーボードやマウス、またはタッチパネル対応モニタを使用し、より直感的なシステム設定が可能で、その操作感は“iPhoneのアプリケーションのように扱う事ができる”としている。
■エクストリーム・ハードウェア・パフォーマンスモデル
(リリース文抜粋)
ギガバイトはインテルが定める最新電源仕様「VRD12」に対応している唯一のメーカーです。Z68シリーズは100%ピュア・ハードウェアPWMにより、応答速度がほぼ0に近い、遅延のない瞬時のスイッチングが可能です。最新の高性能CPUに最良の電力供給を行いつつ、負荷にあわせてフェーズ数を切り替える、ギガバイト独自の「Dual CPU Power」機能を搭載し、ハイパフォーマンスと長寿命・省電力を実現した製品です。
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GA-Z68X-UD7-B3 |
GA-Z68X-UD5-B3 |
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GA-Z68X-UD4-B3 |
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■マルチメディア・エンターテイメント・モデル
(リリース文抜粋)
インテルQuick Sync Videoの利用により、家庭やオンラインで動画の作成・編集・同期等を追加ハードウェアのコストをかけずに高速に行えます。加えて、LucidLogix Virtu GPU Virtualization technologyサポートにより、追加グラフィックスカードと組み合わせて使う事で、3Dゲームや動画のエンコードなど、用途によって使用するグラフィックスを動的に切り替え、パフォーマンスと消費電力の最適化を図る事ができる製品もラインナップしております。
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GA-Z68X-UD3H-B3 |
GA-Z68MX-UD2H-B3 |
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GA-Z68MA-D2H-B3 |
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