ASUSTeK Computer Inc.(本社:台湾)は2011年5月19日、AMD Socket AM3+に対応するATXマザーボード「M5A87」について、国内市場向け発売開始を発表した。市場想定売価は税込11,000円前後で、19日より発売が開始される。
■AMD Socket AM3+に対応するATXマザーボード新製品
AMD FXシリーズプロセッサが使用可能なSocket AM3+対応マザーボードの新製品。フォームファクタはATXで、AMD FXシリーズ、AMD Phenom II、AMD Athlon II、AMD Sempron 100シリーズなど140W CPUまでをサポートする。
チップセットはAMD 870 + SB 850構成。電源回路全体の電力出力制御を行う電力管理プロセッサ「EPU」(Energy Processing Unit)を搭載する事で、CPUをより安定して動作できるほか、オーバークロック時の安定性向上にも貢献する。
また無効化されたCPUコアやL3キャッシュを有効化させる「Core Unlocker」機能を搭載。さらにメモリの相性問題を解決する「MemOK!」機能も装備する。
メモリスロットはDDR3-2000(OC)/1866/1600/1333/1066×4(最大16GB)。拡張スロットはPCI-Express2.0(x16)×1、PCI-Express(x1)×2、PCI×3、ストレージにSATA3.0(6Gbps)×6を標準で装備し、ギガビットLAN(Realtek RTL8111E)、8ch HD Audio(Realtek ALC887)をオンボード。その他インターフェイスはUSB3.0×2(背面×2)、USB2.0×12(背面×4/ピンヘッダ×8)、PS/2(キーボード/マウス両対応)×1、オーディオなど。 |