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[COMPUTEX TAIPEI 2011] MSIがPCI-E 3.0サポートのZ68マザーを投入、「Ivy Bridge」環境で30%性能向上
[COMPUTEX TAIPEI 2011] MSIがPCI-E 3.0サポートのZ68マザーを投入、「Ivy Bridge」環境で30%性能向上
2011年6月2日 14:22 更新
2011年6月1日エルミタ台湾取材班
NanGang Exhibition Hall L0607
TWTCN/南港展覧館4階のにある
MSI(本社:台湾)
ブース(AMDブースの正面)は、今年も巨大だ。ASUSTeKやGIGABYTEと並ぶ同社の規模がよくわかるが、今回もユニークな製品が多数展示されている。
■「Ivy Bridge」で30%の性能向上が確認されたPCI-Express3.0
ありえないサイズのFANをふぅふぅして冷やそう(なぜかは後述)とする石岡氏。これでもエムエスアイコンピュータージャパンの偉い人で、メディア対応を一手に仕切る
国内イベントでもお馴染の石岡宣慶氏(エムエスアイコンピュータージャパン株式会社 マーケティング部)いわく「私もこちらに来てから知らされたという・・・」というのが、Z68チップセット搭載の
「Z68A-GD80(G3)」
である。最大の特徴は
PCI-Express3.0(PCI-E 3.0)への対応
だ。
PCI-Express Gen3とも呼ばれる同インターフェイスは、2012年初めの登場が予定されている22nm製造プロセス採用のCPU
「Ivy Bridge」
でサポートされるもので、帯域幅は現行の2倍となる32GB/sec。そんなPCI-Express3.0を、具体的には上から2本のPCI-Express(x16)スロットに採用しているのである。
言うまでもないが、PCI-Express3.0対応グラフィックスカードは存在しない。またこれを利用するには接続先となるLGA1155のCPU「Ivy Bridge」が必要となる。MSIが「Ivy Bridge」のエンジニアリングサンプルにより検証をした結果、
「試しにRAIDカードで検証したところ、30%ほどのパフォーマンス向上を確認した」
というから興味深い。「世界発」をうたうPCI-Express3.0サポートマザーボードは、日本国内でも近日中に正式アナウンスが行われるはずだ。
追記と修正(2011年6月3日)
・初出時、“PCI-E 3.0サポートのZ68マザーを投入、「Ivy Bridge」なしでも30%性能向上”としていましたが、MSI担当者からの報告により、“Ivy Bridgeのエンジニアリングサンプルを使用した上での性能向上”である事が分かり、記事内容を訂正させていただきました。
PCI-Express 3.0対応のZ68チップセット搭載LGA1155対応マザーボード「Z68A-GD80(G3)」
PCI-Express 3.0を見分けるには、カードを固定するロック機構の形状が目印になるとか。たしかに従来の2.0世代とは異なっている
■「Smart Temp Sensor」搭載のGTX 580 “Xtreme Edition”
近々国内でも限定モデルとしてのリリースが決まっている「GeForce GTX 580」搭載の
「N580GTX Lightning Xtreme Edition」
。“Xtreme Edition”だけにユニークな機能が満載となる同カードの特徴は以下の通り。
●90mmデュアルファン仕様のオリジナルVGAクーラー「Twin Frozr III」搭載
●コアクロック882MHz(リファレンス772MHz)、シェーダクロック1664MHz(リファレンス1544MHz)、メモリクロック4200MHz(リファレンス4008MHz)にオーバークロック
●特殊塗料と温度センサーの組み合わせによりシステム温度が45℃を超えた時にはブレードの色が青から白にゆっくりと変わっていく機能「Smart Temp Sensor」を採用
●PC起動時から30秒間、冷却ファンが逆回転し付着したホコリ類を逆送風で除去。カードを常にクリーンな状態に保つことで冷却能力を損なわないとする機能「Dust Removal Technology」を採用
●搭載するビデオメモリは従来モデルの倍となるDDR5 3GB。
システム温度が45℃を超えた時にはブレードの色が青から白にゆっくりと変わっていく「N580GTX Lightning Xtreme Edition」。どことなく軸に近い部分が白っぽいのがお分かりだろうか。最終的には真っ白になってしまうが、温度が低下する事で青に戻る
起動時から30秒間、冷却ファンが逆回転し付着したホコリを逆送風で除去する。なんとも斬新な機能だが、吹っ飛んでいったホコリの行き先が気になるところ
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Android
端末で操作可能な独自ユーティリティ「アフターバーナー」
OCユーザー御用達の独自ユーティリティツール「アフターバーナー」がAndroid端末と連動可能に。実際に試したがリアルタイムにグリグリと設定が変更できた。ちなみにiPhoneアプリも現在準備中という
取材/TEXT:GDM編集部 Tawashi
MSI
http://www.msi.com/
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[COMPUTEX TAIPEI 2011] アジア最大級のPC見本市「COMPUTEX TAIPEI 2011」記事インデックス
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/201106/01_04.html
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[COMPUTEX TAIPEI 2011] Cooler Masterブースその2。少々おとなしいPCケース編(2011/6/2)
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[COMPUTEX TAIPEI 2011] PowerColorが「HD 6970」と「HD 6870」のDual GPUモデルを公開(2011/6/2)
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[COMPUTEX TAIPEI 2011] ASUS「Tylersburg」(LGA1366)+「Sandy Bridge-E」(LGA2011)Dualマザー公開(2011/6/1)
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[COMPUTEX TAIPEI 2011] 台湾・Boyees、文鳥くらいは飼えそうな全身メッシュ仕様のPCケース各種(2011/6/1)
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[COMPUTEX TAIPEI 2011] Cooler Masterブース、注目の水冷ユニットやコントロールパネル付き電源ユニットなど(2011/6/1)
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[COMPUTEX TAIPEI 2011] アジア最大級のPC見本市、「COMPUTEX TAIPEI 2011」明日開幕(2011/5/30)
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