昨年の「COMPUTEX TAIPEI 2010」でメイン商材のひとつとなっていたSSD関連だが、今年は一転して静かな印象だ。ところが、そこは「COMPUTEX」。自作ユーザーにとっては驚くような製品が用意されていた。
■販売すれば2000ドル程度の2.5インチ容量1TB SSD
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MemorightとPRETECのブース。両ブースのあるエリアにはストレージ系のメーカーが多く出展している |
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2.5インチサイズでSerial ATA II対応、MLCタイプで800GBという大容量のSSDを発見。PCからは768GBで認識していた |
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どこのメーカーも、mSATAインターフェイス対応モデル、もしくはSand Forceコントローラー採用のSATA3.0対応モデルばかりという状況の中、いかにも「COMPUTEX」らしい製品を発見。その製品とは、2.5インチサイズでSerial ATA II対応、MLCタイプで800GBという大容量モデル。Memoright Corporation(本社:台湾)の製品で、最大転送速度が読み書きともに220MB/secというものだ。
さらにその近くにあるPRETEC(本社:台湾)のブースでは、なんと容量1TBの2.5インチSSDが展示されていた。
それは「N2000」シリーズという製品で、最大転送速度は読込250MB/sec、書込220MB/secというスペック。担当者曰く「受注生産となるが、販売すれば2000ドル程度にはなるだろう」という。なおPRETECでは1.8インチサイズのSSD(転送速度は読込200MB/sec、書込175MB/sec)を小型のUSB3.0対応ケースに収めたポータブルSSD「Rex 300」も展示されていた。
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さらに大容量で大台の1TBモデルとなるPRETEC「N2000」シリーズ。当たり前だが、2.5インチサイズのSSDとしては最大容量となる |
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2.5インチサイズのUSB3.0対応ケースは大きくて使いづらいので、という理由で登場したというポータブルSSD「Rex 300」 |
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