ASUSTeK Computer Inc.(本社:台湾)は2011年6月11日、AMD Socket AM3+に対応する、AMD 880G + SB 850チップセットのATXマザーボード「M5A88-V EVO」について、国内市場新規取り扱い開始を発表した。市場想定売価は税込14,000円前後で、6月11日より発売が開始される。
■Ultra ATA/133を装備する、AMD Socket AM3+対応マザーボード
AMD FX/Phenom II/Athlon II/Sempron 100シリーズに対応するAMD Socket AM3+のATXマザーボード新製品。チップセットはAMD 880G + SB 850で、内蔵グラフィックはRadeon HD 4250。
主な特徴は、電源回路に出力制御を行う電力管理プロセッサ「EPU」(Energy Processing Unit)を備え、CPUに対し安定した電力供給を行うことができる。さらにオーバークロック専用チップ「TPU」を装備し、CPUやチップセットを介さずに各種クロックや電圧の変更が可能。また、「Auto Tuning」機能によりハードウェア構成を自己診断。安全に動作が行える上限クロックを求めることができる。
その他、隠されたCPUコアやL3キャッシュを有効化する「Core Unlocker」機能、メモリ相性問題を解決する「MemOK!」機能、さらに最近のマザーボードには珍しいUltra ATA/133ポートも装備され、手持ち資産を有効に活用する事ができる。
主なスペックは、DDR3-2000/1866.1600/1333/1066×4(最大16GB)のメモリスロット、拡張スロットにPCI-Express2.0(x16)×2、PCI-Express(x1)×1、PCI×3、ストレージにSATA3.0(6Gbps)×5、eSATA×1、Ultra ATA/133×1、外部インターフェイスにUSB3.0×2、USB2.0×12、IEEE1394a×2、DVI×1、HDMI×1、D-Sub×1等を備える。
その他オンボード機能はギガビットLAN(Realtek 8111E)、HD Audio(Realtek ALC892)など。 |