ASRock Incorporation(本社:台湾台北)国内正規代理店のマスタードシード株式会社(本社: 東京都品川区)は2011年6月27日、AMD A75チップを搭載するマザーボード全5モデルの新規取り扱い開始を発表した。発売は7月1日から順次出荷が開始される予定。
■AMD AシリーズAPU対応、Socket FM1採用のAMD A75マザーボード
本日発表された、AMD Aシリーズ APU(Socket FM1)対応、AMD A75チップセットを搭載するATXマザーボード2機種。
「A75 Extreme6」(市場想定売価税込16,480円前後)は、V8+2フェーズ電源設計を採用する最上位モデル。日本製固体コンデンサを100%使用し、高安定性・高耐久性を特徴とする。
主なスペックは、DDR3-2500/1866/1600/1333/1066/800MHz×4(最大32GB)のメモリソケット、拡張スロットにNVIDIA SLI、AMD CrossFireXに対応するPCI-Express2.0(x16)×1(x8スロットと同時使用時はx8動作)、PCI-Express(x8)×1、PCI-Express(x4)×1、PCI-Express(x1)×1、PCI×3で、ストレージにSATA3.0(6Gbps)×8、eSATA×1(SATA3.0×1と排他仕様)を搭載。インターフェイスはDVI-D×1、HDMI×1、D-Sub×1、USB3.0×6(フロント×2/リア×4)、USB2.0×8(フロント×6、リア×2)、IEEE1394aを備える。なおオンボード機能はギガビットLAN×1、HD Audioが利用可能。
「A75 Pro4」(市場想定売価税込13,480円前後)は、V4+1電源フェーズデザインを採用するメインストリームモデル。上位モデル同様日本製固体コンデンサが100%採用されている。
主なスペックは、DDR3-2500/1866/1600/1333/1066/800MHz×4(最大32GB)のメモリソケット、拡張スロットにNVIDIA SLI、AMD CrossFireXに対応するPCI-Express2.0(x16)×1、PCI-Express(x4)×1、PCI-Express(x1)×2、PCI×3で、ストレージにSATA3.0(6Gbps)×5、eSATA×1を搭載。インターフェイスはDVI-D×1、HDMI×1、D-Sub×1、USB3.0×6(リア×4)、USB2.0×8(フロント×6、リア×2)、IEEE1394a×2(フロント×1/リア×1)を備える。なおオンボード機能はギガビットLAN×1、HD Audioが利用可能。
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A75 Extreme6 |
A75 Pro4 |
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■AMD A75チップ搭載MicroATXマザーボードは3種
AMD A75チップ搭載MicroATXモデルは3種類が用意されている。いずれも100%固体コンデンサを採用し、品質面での高さもポイントのひとつ。
最上位「A75 Pro4-M」(市場想定売価税込11,980円前後)は、MicroATXながらAMD CrossFireXに対応。拡張スロットはPCI-Express2.0(x16)×1、PCI-Express(x4)×1、PCI×2で、ストレージにSATA3.0(6Gbps)×5、eSATA×1を備える。その他外部端子にUSB3.0×4、USB2.0×8(フロント×6、リア×2)、DVI-D×1、HDMI×1、D-Sub×1、ギガビットLAN、音声入出力端子など。
「A75M」(市場想定売価税込9,480円前後)は、MicroATXメインストリームモデルで、PCIスロットを2本備えるのが特徴。バリューモデル「A75M-HVS」(市場想定売価税込7,980円前後)は、低価格ながらHDMI出力、ギガビットLANを装備し、安価にシステムを構築する事ができる。なおこの2モデルのみ4電源フェーズ仕様。
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