株式会社アスク(本社:東京都千代田区)は2011年6月27日、AMD Socket FM1を搭載し、CPUとGPUを統合したFusion APU「AMD Aシリーズ」に対応するElitegrpup Computer Systems(ECS 本社:台湾)ブランドのマザーボード「A75F-M2」、「A75F-A」について、新規取り扱い開始を発表した。価格は前者が税込7,000円前後、後者が10,000円前後。
■AMD新チップセット「A75」搭載を搭載するマザーボード2機種
本日6月27日発表のAMD Aシリーズ APU(Socket FM1)に対応する、AMD A75チップセット搭載マザーボード2機種が、ECS国内正規代理店の株式会社アスクよりリリースされた。
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A75F-A |
A75F-M2 |
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「A75F-M2」(市場想定売価税込7,000円前後)は、ECS独自のユーティリティ「eBLU」、「eDLU」、「eSF」等によりBIOSやドライバのアップデートに対応したMicroATXマザーボード。比較的安価な価格設定ながら、構成部品には固体コンデンサを採用し、耐久性と安定性が重視された設計が特徴。
主なスペックは、DDR3-1866/1600/1333×2(最大32GB)対応のメモリスロット、拡張スロットにPCI-Express(x16)×1、PCI-Express(x1)×2、PCI×1を備え、ストレージにSATA3.0(6Gbps)×6を搭載。
インターフェイスはD-Sub×1、HDMI×1、USB3.0×2、USB2.0×6、PS/2×2(キーボード/マウス)を備える。オンボード機能はギガビットLAN(Realtek 8111E)×1、HD Audio(Realtek ALC662)。
「A75F-A」(市場想定売価税込10,000円前後)は、独自のオーバークロックユーティリティ「M.I.B III」に対応するATXマザーボード。電源周りは3+1フェーズデザインを採用し、高耐久と安定性を両立させる固体コンデンサが搭載されている。
その他、I/Oパネル部にCMOSクリアボタンを装備するのをはじめ、AMD CrossFireXをサポート。売価10,000円前後ながら拡張性も上位モデル同等に確保した。
主なスペックは、DDR3-2133/1866/1600/1333×4(最大32GB)対応のメモリスロット、拡張スロットにPCI-Express2.0(x16)×1、PCI-Express(x16形状x4帯域)×1、PCI-Express2.0(x1)×1、PCI×3を装備し、ストレージにSATA3.0(6Gbps)×5、eSATA(6Gbps)×1を搭載。
インターフェイスはD-Sub×1、DVI×1、HDMI×1、USB3.0×2、USB2.0×4、PS/2×2(キーボード/マウス)を備える。オンボード機能はギガビットLAN(Realtek RTL8111E)×1、HD Audio(Realtek ALC892)。
なお両モデル共通で、BIOSに独自の「ECS GUI UEFI BIOS」を採用。マウスによる直感的操作にて、簡単に設定を行う事ができる。 |