株式会社センチュリー(本社:東京都台東区)は2011年8月9日、ハードウェアエンコードが可能で、映像のパススルーに対応したPCI-Express(x1)接続のビデオキャプチャーカード「Colossus」(型番:Colossus-C)の新規取り扱いを発表した。製品はすでに発売中で、市場想定売価税込19,800円。またUSB接続の外付けビデオキャプチャユニット「HD PVR」(型番:HD-PVR-C)も同時取り扱い開始。こちらは市場想定売価税込22,800円で、8月10日より出荷が開始される。
■ハードウェアエンコードに対応したビデオキャプチャーカード
Hauppauge Computer Worksブランドの「Colossus」は、映像信号のパススルーに対応したバスインターフェイスPCI-Express(x1)のビデオキャプチャーカード。
キャプチャカードに入力された映像信号を出力させることができる「パススルー出力」に対応することで、ゲーム画面の録画等に最適。またハードウェアエンコードにも対応しているので、コマ落ちの少ない安定した録画が可能となる。
インターフェイスはHDMI、コンポーネント、アナログステレオ音声、光デジタル各入力端子、コンポーネント、RCAピンジャック、SPDIFの出力端子を備える。
対応OSはWindows 7(32/64bit)、Vista(32bit)、XP(SP2以降)。製品にはコンポーネント端子→D端子変換ケーブル、リモコン、IRブラスター転送ケーブルが付属する。
■映像信号のパススルーに対応したUSB接続のビデオキャプチャユニット
HD PVR(市場想定売価税込22,800円)は、USB接続でコンポーネント端子、S端子、コンポジット端子の入力が可能なビデオキャプチャーユニット。
H.264形式のハードウェアエンコードに対応し、エンコード作業時でもPCの負荷を低減してくれるのが特徴。
映像入力信号のパススルーに対応し、入力した信号を遅延を気にすることなくそのまま出力することが可能。テレビへゲーム出力しながらPCで動画を録画するという使い方ができる。
また、動画の録画・再生・編集・メディアへの書き込みが可能な専用アプリケーション「ArcSoft Total Media Extreme for HD PVR」が付属する。
音声入力はRCAピンジャックコネクタ、SPDIFコネクタに対応。外形寸法はW198×D173×H70mm、重量は約540g。 |