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[アキバ取材班] CORSAIRの未発売新型ケース登場の「リンクスSR」にお邪魔してみた
2011年8月13日 19:33 更新
2011年8月12日アキバ取材班
取材ネタ
 
links 今年7月15日にオープンしたばかりの株式会社リンクスインターナショナル(本社:東京都千代田区)が運営する自作PCパーツ専門ショールーム「リンクスSR(ショールーム)」に、CORSAIRブランドの未発売PCケース、Carbideシリーズ「400R」(型番:CC9011011-WW)の展示がスタートした。


■CORSAIR Carbideシリーズ新作の「400R」が「リンクスSR」に登場

自作PCパーツ専門ショールーム「リンクスSR(ショールーム)」オープン!
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-14-9 秋葉原MFビル1F
03-3835-8799
営業時間:11:00〜19:00
定休日:水曜日・日曜日
http://www.links.co.jp/info/2011_07/pcsr.html
http://twitter.com/links_showroom(リンクスSR公式ツイッター)

 今年5月末から開催されたCOMPUTEX TAIPEI 2011レポートでもご紹介したCORSAIR製ミドルタワーPCケース、Carbideシリーズ「400R」(型番:CC9011011-WW)の展示が「リンクスSR」にて開始された。

400R
ショールーム入口正面に展示されているCORSAIR製ミドルタワーPCケース「400R」。フロントパネルのメッシュデザインと奥行きの長さは、なかなか使い勝手は良さそうだ
400R 400R
ケーブルマネージメント用の専用ホールは全部で4箇所。CPUクーラーメンテナンスホールも用意されたイマドキ設計

 CORSAIR初となるコストパフォーマンス重視の「400R」は、ライバル他社のミドルタワータイプPCケースのシェアを本気で取りにいこうという気合を感じさせるPCケース。フルタワーモデル並の大きな開口部と、スッキリとしたデザインはロングセラーとなる予感を感じさせるには十分の雰囲気を持っていた。

 対応フォームファクタはATX、MicroATXで、ドライブベイ数は5.25インチ×4、3.5インチシャドウベイ×6。シャドウベイが横向きになるカートリッジタイプトレイを採用している点など、以前お届けした展示品と比較しても目だった変更点は無さそうだ。

400R 400R
3.5インチシャドウベイは横置きレイアウトのカートリッジタイプを採用する
電源ユニットはボトムレイアウト。吸気用ファンスペースも用意されているが、搭載する電源ユニットの奥行きによっては使用できなくなる可能性もあるだろう

 気になる冷却ファンレイアウトは、120mm口径がフロントに2基、リア部に1基標準搭載されているほか、トップに最大2基、ボトム部に1基、サイド部に1基の140mm口径ファンまたは120mm口径ファンが増設可能。
 またこのモデルで目に付くのは正面右サイドパネル部に膨らみを持たせるデザインを採用する点が挙げられる。これはケーブルマネジメントを考慮してのもので、マザーボードトレイに開けられたケーブルスルーホールをうまく利用する事で、内部配線処理を容易にしてくれる。

400R 400R
サイドパネル部分にケーブルを押し込むことができる大きな“膨らみ”を確認。パネル中心部分だけが盛り上がった形状のため、サイドパネルを固定するガイドや爪にケーブルが挟まれることが無さそうだ。筆者のようなガサツな人間には便利このうえなし
400R 400R
両サイドパネル共に“膨らみ”があることで、ミドルクラスでも横幅が広く、見た目は大型サイズになっている。日本国内では極端に大きいPCケースは敬遠されてしまいがちなので、発売されてからこの点がどう評価されるかは気になるところだ
400R 400R
フロントI/O部には電源スイッチとUSB3.0×2、イヤフォンジャック、マイク入力、IEEE1394端子、LEDスイッチとリセットボタンが並ぶ
ケーストップ部分に指の第2関節まで入ってしまうほどの変な溝が搭載されていた。手を入れてみても何も無く、持ち運ぶためのスリットにしては変な方向を向いている
400R 400R
USB3.0ピンヘッダがM/Bにない場合は、同梱のUSB2.0変換ケーブルが使用できる
シャドウベイの専用カートリッジ。3.5インチドライブは両側から挟みこみ、2.5インチドライブは底面をネジ止めする方式

 外形寸法はW235×D530×H496mm、重量は約7.4Kg。製品の発売は8月末を予定しているとのことで、現時点の予価は11,000円前後。
 CORSAIRが展開する初の普及価格帯ミドルタワーPCケースということで注目されるCarbideシリーズ「400R」。残念ながら夏休みには間に合わないが、今から気になる人は「リンクスSR」で実機をチェックしてみよう。

TEXT:GDM編集部 樋口 信二

株式会社リンクスインターナショナル
http://www.links.co.jp/

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