「MegaRAID CacheCade Pro 2.0」は、LSI MegaRAIDシリーズにおいてSSDをキャッシュとして使用することで、HDDベースのストレージアレイ性能を向上させるソフトウェア。
キャッシュ機能はリード、ライトのいずれにも有効で、データパターンから自動的にアクセス頻度の高いデータを検出し優先的にSSDへキャッシュすることでアプリケーションI/O性能を大幅に上げることが可能となる。同社によれば本ソフトウェアを実装したMegaRAIDコントローラは、HDDのみのアレイに比べて1秒あたり13倍のトランザクション数、そして82%のコスト削減を達成できるとのこと。
さらに、キャッシュ用SSDもRAID1、またはRAID10構成が可能なため、SSDに障害が発生した場合でも安全に運用することが可能となっている。
対応製品は、6Gbps SATA/SAS対応RAIDカードMegaRAID SAS 9260、9261、および9280。製品は物理キーまたは電子ソフトウェアライセンスで提供され、発売は9月上旬の予定。