インテル株式会社(本社:東京都千代田区)は2011年9月15日、データセンター向けSSD「SSD710」シリーズを発表した。
■従来MLC NANDの30倍以上となる書込耐久性を実現する新型SSD
「X25-E Extreme SATA SSD」シリーズの後継機種となる、データセンター向けSSD「SSD710」シリーズが正式に発表された。
25nmプロセス技術のMLC NANDフラッシュ採用ながら、従来MLC NANDモデルの30倍以上となる書込耐久性を実現。データセンター、金融サービス、組込み機器、インターネット・ポータル、検索エンジンをはじめとする要求の厳しいストレージやサーバーの要件に必要な耐久性と性能をを低価格で提供するとしている。
さらに停電時のデータ損失の可能性を低減するデータ保護の強化、NANDセル異常時にシステムを保護する冗長型NANDフラッシュによるデータセキュリティーの強化、外部の脅威または内部システム問題からデータを保護する128bit AES(Advanced Encryption Standard)、内部温度センサーを含む温度監視・報告システムにより、ダウンタイムを最小限に抑えるための2つの自己診断機能(SMART)などを搭載する。
なお各モデルのスペックおよび1,000個受注時での単価は以下通り。
容量 |
最大読込 |
最大書込 |
1,000個受注時単価 |
100GB |
270MB/sec |
170MB/sec |
50,270円 |
200GB |
270MB/sec |
210MB/sec |
99,840円 |
300GB |
270MB/sec |
210MB/sec |
149,410円 |
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