パイオニア株式会社(本社:川崎市幸区)は2011年12月13日、BDXL対応PC用ドライブとしては初となる、ライトBD×12倍速、BDXL×6倍速対応BD/DVD/CDライター「BDR-207JBK」を発表した。発売は2012年1月上旬で、市場想定売価は税込18,000円前後の予定。
■内蔵型PC用ドライブ初のBDXL×6倍速書込対応Blu-rayドライブ
BDXL対応PC内蔵型ドライブとしては初となるBlu-ray(BD)×12倍速記録、BDXL×6倍速記録に対応した、BD/DVD/CDライター「BDR-207JBK」が年明け1月上旬より発売される。ベゼルカラーはブラック。
従来のBD(1層25GB/2層50GB)に加え、BDXL規格に対応したすべてのディスク(BD-R XL:3層100GB、BD-R XL:4層128GB、BD-RE XL:3層100GB)へのリード&ライトに対応する。
新開発の省電力モード(PEAK POWER REDUCER)を搭載し、動作ピーク時の電力消費量を抑える事で、電力供給低下時にも安定動作を維持。さらにBDからデータを読み出す際に、光学メカニズム部で発生する信号のノイズをクリアにする「リミットイコライザー」技術や、書込時の記録精度が向上される「ディスク共振スタビライザー」の採用、ディスクの回転で発生する空気の流れを利用した放熱性、密閉性を高める構造による防塵性と静音性なども特徴。
その他、オーディオCD再生時にエラーが発生した場合、再度読み取りを行う「PureRead2」(原音再生)機能、キズ・指紋・汚れの付いたBD/DVDや、書き込み品質の低い記録型BD/DVDでも再生できる「PowerRead」機能、DVDビデオの画質を、フルハイビジョン画質にする「アップスケーリング機能」等が装備されている。
書込速度は、BD-R×12×倍速、BD-R DL×12倍速、BD-R TL×6倍速、BD-R QL×6倍速、BD-R(LtH)×6倍速、BD-RE×2倍速、BD-RE DL×2倍速、BD-RE TL×2倍速、DVD-R×16倍速、DVD-R DL×8倍速、DVD-RW×6倍速、DVD+R×16倍速、DVD+R DL×8倍速、DVD+RW×8倍速、DVD-RAM×5倍速、CD-R×40倍速、CD-RW×24倍速。
外形寸法はW148×H42.3×D180mm、重量750g。ディスクローディングタイプはトレー式で、設置条件は縦置き横置き両対応。なおバッファメモリサイズは4MBで、インターフェイスはSATA。付属ソフトは「PowerDVD10」、「PowerDirector 8」、「PowerProducer 5」、「Power2Go 7 for PURE READ」、「InstantBurn 5」、「PowerBackup 2」、「Medi@Show 5」、「LabelPrint 2」、パイオニアBDドライブユーティリティなど。 |