AMDの最新アーキテクチャ「Bulldozer」を採用したCPUでは、Windows7やWindows Server 2008 R2のスケジューラーが最適化されていないため、その性能を最大限に発揮することが難しかった。
今回発表されたパッチはそのスケジューラーを改善するためのもので、AMDによれば特にコア数の半分のスレッドを使うようなアプリケーションでは、パフォーマンスの向上が見込めるとのこと。一方で、既にマルチコアに最適化され、すべてのコアを使い切るようなアプリケーションではほとんど効果がない。