2008年末にマザーボード事業から撤退したabit(本社:台湾)のWebサイトが2012年2月28日で閉鎖される事になった。
■マザーボードで一時代を築いたabitのWebページが遂に閉鎖
CeleronでデュアルCPUが可能な「BP6」やIntel i815EでSlot1に対応する「SH6」などの変わり種から、世界的なゲーマーFatal1tyとのコラボレーションによるオーバークロック向け向けまで、特徴的なマザーボードを数多く輩出したabitがマザーボード事業から撤退したのは2008年末のこと。
その後もWebサイトは存続し、ドライバやマニュアルの提供が続けられてきていたわけだが、2012年2月28日をもって遂に閉鎖されることになった。
筆者も「BP6」やSocket A時代の名機「NF7」では大変お世話になったメーカーということもあり、abitが完全に消えてしまうのは残念だ。今回の閉鎖に関するアナウンスは撤退から約3年が経過し役目を終えたということだろう。
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「The website will stop providing service on 28st of February,2012.」のアナウンスが掲載されたabitのウェブサイト |
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サイト閉鎖まであとわずか。まだ該当マザーボードを使用しているユーザーは早めにドライバやBIOSをダウンロードしておいたほうがいいだろう。 |