ADATA Technology(本社:台湾・台北)は2012年2月24日(現地時間)、MLC NANDフラッシュメモリを有効に利用できる新ファームウェア搭載SSDの新製品「XPG SX900」シリーズ、「Premier Pro SP900」シリーズ、「Premier SP800」シリーズを発表した。
■新ファームウェアによって、NANDフラッシュメモリを最大限に利用できる
ADATAより、新ファームウェアを採用することで容量を改善したSSDの新製品「XPG SX900」シリーズ、「Premier Pro SP900」シリーズ、「Premier SP800」シリーズが発表された。
「XPG SX900」シリーズは、SATA3(6Gbps)対応SSDのフラグシップモデル。コントローラにはSandForce「SF-2281」を搭載し、容量は64GB/128GB/256GB/512GBの4モデル。
転送速度は最大読込550MB/sec(512GBのみ540MB/sec)。最大書込は64GBで510MB/sec、128GBで520MB/sec、256GBで530MB/sec、512GBで465MB/sec。ランダム書込は85,000 IOPSで大容量かつ高速な製品がラインナップされる。
「Premier Pro SP900」シリーズは、SATA3.0(6Gbps)対応SSDの上位モデル。コントローラは「XPG SX900」シリーズと同じSandForce「SF-2281」で、容量は64GB/128GB/256GBの3モデル。転送速度は最大読込550MB/sec(256GBモデルはスペック記載なし)。最大書込は64GBで505MB/sec、128GBは520MB/sec。ランダム書込は85,000 IOPS。
「Premier SP800」シリーズは、SATA2.0(3Gbps)に対応したエントリーモデル。HDDからSSDへ低コストでの移行を目的とした製品で、容量は32GBと64GBの2モデル。搭載コントローラの記載はなく、転送速度は最大読込280MB/sec、最大書込260MB/secでランダム書込は44,000 IOPS。 |