アールエスコンポーネンツ株式会社(本社:神奈川県横浜市)は、イギリスの「Raspberry Pi Foundation」が開発した名刺サイズのLinux PC「Raspberry Pi PCBA Type B」の取扱い開始を発表した。市場想定売価は3,400円で、近日中の発売開始がアナウンスされている。
■イギリスで話題になった“超小型”の格安Linux PCがついに登場
「Raspberry Pi PCBA」は、25ドルから購入できるコンパクトなPCとして製造段階から話題になっていたLinuxベースのボードPC。外形寸法はW85.6×D53.98×H17mmと名刺やクレジットカードと同等のサイズながら、HDMIやUSB2.0など基本的なインターフェイスを備え、PCに要求される機能の多くをカバーする。
今回発売が予告されているのは256MBのRAMとEthernetポートを備える上位モデルの“Type B”。
主なスペックは、CPUにBroadcom BCM2835(700MHz)を採用し、メモリは256MB、ストレージにはSDカードを使用する。なおインターフェイスはEthernet(10/100Base)、HDMI、USB2.0、RCAビデオコンポジット、SDカードスロット、3.5mmオーディオジャックなどを備え、microUSBコネクタからの給電で動作する。 |