Thermalright(本社:台湾)国内正規代理店の株式会社サイズ(本社:千葉県市川市)は2012年3月15日、空冷サイドフローCPUクーラー最強クラスを謳う「Silver Arrow SB-E」について、新規取り扱い開始を発表した。出荷開始は3月21日で、市場想定売価は税込8,480円の予定。
■空冷最強クラスのサイドフローが大幅に進化
2010年11月にリリースされた初代「Silver Arrow」が進化し、「Silver Arrow SB-E」となって間もなく発売が開始される。
初代との主な変更点は、2ブロック構成の放熱フィンを“連結”するヒートパイプがφ8mm×4本からφ6mm×8本に。また付属ファンをオリジナル設計ラウンドフレーム「TY-140」(140mm口径)×2個から後継モデル「TY-141」および150mm口径相当の「TY-150」各1基とし、エアフロー能力を向上させ、放熱フィンデザインも改良が加えられているという。
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ヒートパイプは圧巻のφ6mm×8本構成。放熱フィンも先代「Silver Arrow」より改良が加えられているという |
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さらにマザーボードへの固定方法を「ブラケット荷重固定システム」からバックプレート固定方式に変更。当然のことながら、Intel LGA2011もサポートし、現行ソケット全てに搭載できる。
外形寸法はヒートシンク単体で155×105×H165mm、重量1,124g(ファン含む)。ファンスペックは、「TY-150」で500〜1,100rpm±10%/17〜21dBA/38〜84CFM、「TY-141」で900〜1,300rpm±10%/21〜25dBA/28〜74CFMで、いずれもPWMに対応する。
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固定方式は「ブラケット荷重固定システム」からバックプレートによるネジ留めに変更された |
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付属品一式。キットにはファン用4pinコネクタ2又ケーブルも同梱される |
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