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[エルミタ取材班] リンクス、GALAXYと総代理店契約を締結 〜GeForce GTX 680公開〜 |
2012年3月22日 22:00 更新 |
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株式会社リンクスインターナショナル(本社:東京都千代田区)は2012年3月21日、GALAXY Microsystems Ltd.(本社:香港)との代理店契約締結についてメディア向け発表会を開催。同時にNVIDIAの最新GPU「GeForce GTX 680」搭載グラフィックスカードもお披露目された。ここでは当日の模様をお伝えしよう。
■GALAXYブランドのグラフィックスカード取り扱いを順次開始
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リンクスSRで開催された国内メディア向けの記者発表。会場内にはGALAXY製のグラフィックスカードがずらりと展示された。GALAXYブランドのグラフィックスカードは既存モデルを含め、順次リンクスインターナショナルから発売される |
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3月21日にリンクスSR(リンクスショールーム)で行われた国内メディア向けの発表会では、リンクスインターナショナルの代表取締役である川島義之氏が挨拶に登場。その中で同氏は、「弊社は今まで数多くのボード販売を手掛けており、数多くの成功をもたらすお手伝いをさせてもらってきた。現在はグラフィックスカードの分野が手薄だったのだが、そんな折、タイミング良く今後日本で一番可能性があると思われるGALAXY社と契約を締結することができた。商品力と価格競争力のあるGALAXY社と、販売力とマーケティング力のある弊社が一体となれば、日本市場でのシェア拡大、更には近い将来No1になることができるブランドだと思っている」と語った。
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グラフィックスカードの取り扱いに関しては、今までの経験と実績から大きな自信をみせるリンクスインターナショナル代表取締役の川島義之氏 |
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今回の締結により、国内市場においてGALAXY製品を取り扱うのは、当初より代理店として展開する株式会社エムヴィケーと、今回新たに加わったリンクスインターナショナルの2社体制となる。この点についてチャンネルマーケテイングマネージャの東海 笑門氏は、エルミタの取材に対して次のように述べた。
「エムヴィケーさんとリンクスインターナショナルさんで得意の分野がそれぞれあると考えている。特にエムヴィケーさんにはユニットコム系列を重点的に、リンクスさんにはそれ以外の販売店をカバーしてもらうことで、より多くの店舗で扱ってもらえることを期待します」
この日のためにGALAXY Microsystems本社より来日したExecutive Vice PresidentのKevin Poon氏。ワールドワイドにおける日本市場の重要性を解説してくれた |
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また当日、香港より13時着のフライトで駆けつけたというGALAXY Microsystems本社のExecutive Vice PresidentのKevin Poon氏は、「日本のマーケットは非常に成熟しており、ユーザーの技術や知識レベルも高い。GALAXYとしても、よりオーバークロックやゲーミング分野に注力していきたいと考えている。また他社にはない技術、特に基板設計について自信を持っており、MDT(Multiple Display Technology)シリーズのような弊社ならではのオリジナルモデルにも今後も力を入れていきたい」と述べた。
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ゲストとしてNVIDIAチャネルマーケティング&セールスマネージャーの高橋一則氏も登壇。GALAXYの日本市場を意識した製品作りはNVIDIAとしても非常に歓迎。「リンクスがもつゲーミングデバイス関連とのコラボにも大いに期待したい」という |
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■最新GPU「GeForce GTX 680」搭載グラフィックスカードも近日投入へ
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22日22時をもって解禁となったNVIDIAの最新GPU「GeForce GTX 680」搭載グラフィックスカード。画像は23日頃に発売予定というリファレンスモデル。予価は62,800円ということで、初回の流通量も少なめとのこと |
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22日22時をもって解禁となったNVIDIAの最新GPU「GeForce GTX 680」を搭載したグラフィックスカードも公開された。Kevin Poon氏によると、まずは近日中にリファレンスデザイン準拠の製品を日本市場へ投入。その際の逸話として「GALAXYは今回北米市場を非常に重要なマーケットとして捉えているが、その次は日本市場。今回は無理して数を揃えた」とのこと。また4月中を目処に3連ファンやデュアルファンを採用したオリジナルクーラー/オリジナル基板かつオーバークロックモデルとなる製品の投入も予告している。
GALAXY製の「GeForce GTX 680」搭載グラフィックスカードを手に記念撮影に応じてくれた同社のKevin Poon氏 |
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■オーバークロッカーDuck氏による白基板を使ったOCパフォーマンス
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Duck氏による「GeForce GTX 560 Ti White Edition」使った液体窒素による極冷オーバークロックパフォーマンス |
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開発中のオーバークロックツール「OC Panel」もお披露目。現時点試作の段階ながら、スイッチの切り替えによってグラフィックカードの電圧を変更する様子が確認できた |
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“食い入るように”とはまさにこの事。メディアたちの注目を集めていた |
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セッションの後半では、著名なオーバークロッカーであるDuck氏による「GeForce GTX 560 Ti White Edition」を使った液体窒素による極冷オーバークロックパフォーマンスが披露された。
Duck氏によると、一般的なグラフィックカードで極冷を行う場合、結露によるショートを防止するためワセリンなどによる養生が必須だが、「GeForce GTX 560 Ti White Edition」ではパーツの発熱を大幅に削減したオリジナル基板の採用により結露が発生せず、養生が不要とのこと。さらに電源周りもリファレンスモデルから大幅に強化され、空冷/極冷とも”廻る”カードであることがアピールされた。
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TEXT:GDM編集部 Tawashi/池西 樹
株式会社リンクスインターナショナル
http://www.links.co.jp/
GALAXY Microsystems
http://www.galaxytech.jp/
■[発表] NVIDIA、新アーキテクチャを採用したハイエンドGPU「GeForce GTX 680」を発表
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/201203/22_08.html
■[業界動向] リンクス、GALAXYとの国内正規代理店契約を締結(2012/3/22)
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/201203/22_04.html
■[業界動向] リンクスインターナショナル、XFXと国内正規代理店契約を締結 〜順次取り扱い開始〜
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/201202/14_04.html
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