■Vol.181 フェイス秋葉原本店
野中さん
ZOTAC「ZOTAC GTX680 2GB DDR5」
売価税込59,770円 |
フェイス秋葉原本店のベテランスタッフ野中さんのコレオシは、先週の発売以来人気となっているNVIDIA GeForce GTX 680を搭載したグラフィックカード。なんだ、新製品の宣伝ですか?と言うなかれ。しっかり自分用を購入済みと言うことで、アキバ店員のファーストインプレッションを直撃。
「僕はいわゆるGeForce使いというやつでして。GeForce GTX 480→GTX 580→GTX680と毎度発売日に買い替えています。今回もめでたくGTX680を導入しましたので、誰かに自慢したく・・・いや、この素晴らしいパフォーマンスをお知らせしたくなってしまったわけです。
結論から申しますと『非常に良い!』ですね。とにかく速いのは言うに及ばず、消費電力も(従来モデルと比べて)低いというのが驚きです。購入してすぐ、まずはGTX 580でも手こずった「Crysis 2」を一番重い最高設定でテストしたのですが、常時60fpsをキープ。消費電力もGTX 580環境との比較ですが、システム全体で最大時80W程度も下がりました。このクラスのグラフィックカードを使ってECOとは言いませんが、燃費が格段に向上したのは間違いありません。
また、オーバークロック時もGPUを冷やすほどBoost Clockが延びる傾向のようです。歴代GeForceは全て水冷化して使っていたのですが、こと今回のGTX680に関しては水冷との相性が非常に良さそうな印象ですね。たしか、EK Water BlocksとKoolanceからはGTX680専用のウォーターブロックが発表されていたような。とにかく国内で発売されたら、すぐに購入する予定です。
歴代シリーズと比べると発熱も少ないので、今後はSLI化も視野に入れてます。ちょっと今までのGeForceの発熱具合ではSLIする勇気はなかったのですが、GTX680なら問題ないでしょう。ただ、シングルでも十分早いのにSLIまでしてどうするの?という疑問はありますけどね(笑)。
ということで、久々に遊べて楽しめ満足できるグラフィックカードの登場ということでハイエンド志向のユーザーさんには強力にオススメします。もちろんGK110が出てきたらどうすんのさ?という意見もあるのは重々承知ですが、そんなものは発売されてから考えましょうよ」 |