日本サムスン株式会社(本社:東京都港区)は2012年4月3日、SATA3.0(6Gbps)対応SSD「SSD 830」シリーズの国内発売開始を発表した。製品パッケージにはデスクトップPC向け、ノートPC向け、ベーシックキットの3種類が用意され、容量は64GB〜512GBがラインナップされる。
■オリジナルコントローラを搭載したSATA3.0(6Gbps)SSDが国内販売開始
トリプルコアのサムスン製オリジナルコントローラと同社製20nm世代のToggle DDR NANDフラッシュメモリを採用したSATA3.0(6Gbps)対応SSD「SSD 830」シリーズの国内発売が本日より開始された。
容量は64GB、128GB、256GB、512GBの4モデルがラインナップされ、キャッシュメモリにはサムスンDDR2 256MBを搭載。転送速度はシーケンシャル読込最大520MB/sec、書込は容量によって異なり512GB/256GBが最大400MB/sec、128GBが320MB/sec、64GBが160MB/sec。ランダムアクセスは読込最大80,000 IOPS(64GBモデルは75,000IOPS)、書込は512GB/256GBが最大36,000IOPS、128GBが30,000 IOPS、64GBが16,000 IOPS。
本体サイズはW100×D69.85×H7mm、重量は64GB/128GBが約61g、256GB/512GBが約62.5g。製品パッケージには2.5-3.5インチブラケットなどが付属するデスクトップPC向けキット、7mm-9mmブラケットなどが付属するノートPC向けキットも用意される。なお市場想定売価は以下の通り。
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