株式会社PFU(本社:神奈川県川崎市)は2012年5月21日、iPhoneやAndroid端末に対応するパーソナルドキュメントスキャナ「ScanSnap S1300i」(型番:FI-S1300A)を発表した。5月25日の発売予定で、同社のオンラインショップPFUダイレクトにおける直販価格は27,800円。
■クラウド連携を強化し、スキャン速度を向上させた新型エントリーモデル
PFUより、ワンプッシュでスピーディに書類をPDF化できるパーソナルドキュメントスキャナ「ScanSnap S1300i」が発表された。Android版の対応アプリ「ScanSnap Connect Application」(Android 2.2以降対応)のリリースにより、より幅広いモバイル端末との連携が可能となった。
スキャン速度も従来製品の1.5倍にあたる12枚/分(A4カラー、150dpi、ACアダプター利用時)に向上し、ソフトとハードの両面で機能強化を果たしているのが特徴だ。
「Evernote」や「Google ドキュメント」といったクラウドサービスへの簡単アップロードに対応するほか、今回新たに同期型オンラインストレージサービス「Dropbox」との連携機能を追加。スキャン後に表示されるクイックメニューから選択できるクラウドサービスがより充実している。
そのほか「ScanSnap」自身をPC(Windows専用)内のフォルダとして、PCへ保存することなく書類を電子データ化、各種クラウドサービスにアップロードできる「ScanSnap Folder」機能を標準で搭載する。なおこれらの機能強化は「ScanSnap S1500/S1500M/S1300/S1100」など従来製品ユーザーにも提供され、5月25日からアップデートプログラムが「ScanSnap」ホームページよりダウンロードできる。
外形寸法はW284×D99×H77mmで、重量は1.4kg。ACアダプタによる駆動のほか、USBバスパワー動作に対応する。「ScanSnap S1300i」単品のほか、電子データ整頓ソフト「楽2ライブラリ パーソナル V5.0」とのセットモデルも販売される。 |