株式会社バッファロー(本社:愛知県名古屋市)は2012年5月23日、低消費電力設計が特徴のIEEE802.3af準拠PoE給電に対応した法人向け11n対応無線LANアクセスポイント「WAPS-APG600H」「WAPS-AG300H」を発表した。発売は前者が8月上旬、後者が9月上旬の予定。
■省電力化に貢献する802.3af準拠PoE給電機器対応アクセスポイント
オフィスの省電力化をサポートする、無線LANアクセスポイントの新製品2機種が8月上旬より順次発売される。
いずれもLANケーブルを用いて電力を給電するIEEE802.3af Power over Ethernetに準拠し、802.3af準拠PoE給電機器に対応することで、既設の無線LANアクセスポイントで使用していたPoE給電機器がそのまま利用できる。なお別売りのACアダプタ給電にも対応し、有線LANポートが2つ装備される。
上位モデル「WAPS-APG600H」は、2.4GHz帯および5GHz帯の両周波数でIEEE802.11n規格に対応。11n/aと11n/g/bの同時使用に対応し、最大で600Mbpsの高速通信を実現する。
その他、1台で複数のアクセスポイントとして使用できるマルチSSIDに対応する他、WPA2暗号化方式をサポート。ネットワーク集中管理ソフトウエアBN-ADTに対応し、設定値の保存・復元やファームウェアの更新を一括で行うことができる。
外形寸法は、W152×D35×H182mm、重量約400g。製品には壁掛け金具、壁取り付けネジ、ユーティリティソフトウェアCD、アンテナ×2本などが付属される。なお下位モデル「WAPS-AG300H」は、11n/a、11n/g/b切替使用タイプ。 |