 ASUSTeK Computer Inc.（本社：台湾）は2012年5月24日、NVIDIA GeForce GTX 680を搭載したオーバークロックモデル「GTX680-DC2T-2GD5」「GTX680-DC2O-2GD5」の2製品を発表した。いずれも5月24日より販売が開始され、市場想定売価は前者が税込64,000円前後、後者が税込62,000円前後。
■8+2フェーズ電源とDirectCU IIを採用したGTX 680オーバークロックモデル
ASUSTeKより、NVIDIAのハイエンドGPU、GeForce GTX 680を搭載するグラフィックスカードの新製品「GTX680-DC2T-2GD5」「GTX680-DC2O-2GD5」がリリースされた。
いずれもVGAクーラーにはヒートパイプとGPUを直接密着させ、大口径デュアルファン仕様とした「DirectCU II」を搭載。基板もデジタル電源回路「DIGI+VRM」（8+2フェーズ）を搭載したオリジナル仕様で、負荷状況により変化するGPUの要求電力を安定かつ正確に供給可能。さらに一般的グラフィックスカードの電源回路に比べ、電流ノイズも最大30％低減されている。
そのほか、最高35℃の低温化を実現するチョークコイル（Super Alloy Choke）、最高2.5倍の長寿命化を実現するコンデンサ（Super Alloy Capacitor）、対応電圧を30％拡大するMOSFET（Super Alloy MOS）、オーバークロック時の安定性を確保したGPU用コンデンサ（SAP CAP）などが採用されている。
動作クロックは「GTX680-DC2T-2GD5」がコアベースクロック1,137MHz（リファレンス1,006MHz）、ブーストクロックが1,201MHz（リファレンス1,058MHz）、メモリクロック6,008MHz。「GTX680-DC2O-2GD5」がコアベースクロック1,019MHz（リファレンス1,006MHz）、ブーストクロックが1,084MHz（リファレンス1,058MHz）、メモリクロック6,008MHz。外部出力はDVI-I×1、DVI-D×1、HDMI×1、DisplayPort×1で、PCI-Express補助電源は8pin+6pinに強化されている。
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