ASUSTeK Computer Inc.(本社:台湾)は2012年5月25日、PCI-Express3.0(x16)を4基備えた、Intel Z77 Expressチップセット搭載のワークステーション向けマザーボード「P8Z77 WS」について、国内市場での取り扱い開始を発表した。市場想定売価は税込34,000円前後で、本日5月25日より発売が開始される。
■Z77 Expressで4-Wayのマルチグラフィックスに対応するワークステーション向けマザー
ASUSTeKのワークステーション向けマザーボード「WS」シリーズに属する新製品。チップセットにIntel Z77 Expressを採用し、PCI-Express3.0(x16)を4基搭載。マルチグラフィックスは、4-WayのSLI/CrossFireXをサポートする。
ワークステーション向けマザーボードで重要となる安定性を確保するため、電源回路にはトリプルデジタル電源回路の「SMART DIGI+ Power Control」を採用。CPU、CPUアンコア、メモリすべてのデジタル制御が可能となり、迅速かつ正確な電力制御を実現した。
また電力管理チップの「EPU(Energy Processing Unit)」やオーバークロック向け制御を行う「TPU(TurboV Processing Unit)」を搭載することで、CPUに余計な負荷をかけることなく各種ハードウェアの設定変更を正確に素早く行えるのも特徴。
その他ネットワークコントローラは信頼性に優れるIntel製チップをデュアルで搭載、「Intel VRD 12.5」にいち早く対応し、ファンの回転数を自動制御する「Fan Xpert 2」をサポートする。
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