三菱電機株式会社(本社:東京都千代田区)は2012年5月31日、27型IPS液晶ディスプレイで、国内最速応答速度を実現した「RDT272WX(BK)」を発表した。発売は6月15日で、価格はオープンプライス。
■三菱初、IPSパネル液晶を採用した27型ワイド液晶ディスプレイ
「RDT272WX(BK)」は広視野角で色彩再現力に優れたフルHD(1920×1080)対応のIPS方式27型ワイド液晶ディスプレイディスプレイ。三菱独自のオーバードライブ回路により、IPS方式では国内最速3.5msの応答速度を実現し、残像感の少ない鮮明な動画表示が可能。フレーム遅延時間0.1フレームに抑えた「スルーオンモード」が搭載され、動きの激しいゲームや動画の視聴に向く。またパネルに高透過率IPS方式液晶パネルを採用することで、消費電力は従来から約29%削減され、39Wの低消費電力を実現した。
その他スマートフォン向けに、左右の黒い余白を省き画面の枠いっぱいに画像を表示できる「画面スタイル」機能を搭載するのも特徴。「アドバンストDV MODE:モバイル」機能により、スマートフォンの表示に適した画質を4つのモードから選択することができる。
主な仕様は、最大表示像度が1,920×1,080ドット、最大表示色数が約1,677万色、輝度が250cd、コントラスト比が1,000:1(最大8,000:1)、視野角は上下/左右178度。
インターフェイスは、HDMI×2、DVI-D×1、D-SUB×1、D端子×1で3W+3Wのスピーカーを内蔵する。本体サイズはW643×D230×H444mm(スタンド含む)で重量は約6.6kg。 |