SanDisk Corporation(本社:アメリカ・カリフォルニア州)は2012年6月5日(現地時間)、PCI-Express2.0(x4)インターフェイスに対応した高速SSD「Lightning」シリーズを発表した。今日から開催される「COMPUTEX TAIPEI 2012」でお披露目される予定で、市場想定売価は200GBモデル「LP206M」が1,350ドル、400GBモデル「LP406M」が2,350ドル。
■安定したレイテンシと低消費電力を実現した高速PCIeSSD「Lightning」
データセンターやワークステーション環境に最適なPCI-Expressタイプの高速SSD「Lightning」シリーズがSanDiskより発表された。ラインナップは200GBと400GBの2モデルで、バスインターフェイスはPCI-Express2.0(x4)。
平均応答時間245マイクロ秒、最大応答時間30ミリ秒の高速な応答速度をもつほか、50マイクロ秒の安定したレイテンシでデータ転送が可能。金融機関やソーシャルメディアのプロバイダ、高精細映像を扱うクリエイターなど、瞬時に応答を要求されるシビアな環境に対応する。
また、わずか15Wの低消費電力化を実現し、システム全体の電力削減にも貢献する。1台のシステムに最大5台を組み込むことが可能で、最大容量2TBを構築可能。
バックグラウンドで巡回読取を行い、バッテリーバックアップユニットなしでデータ損失を防ぐ「Capacitor Backed Cache」(CBC)に対応するほか、200万時間のMTBF(平均故障間隔)などエンタープライズクラスの高度な信頼性も特徴のひとつ。メーカーより提供される保証期間は5年間。 |