NVIDIA Corporation(本社:アメリカ・カリフォルニア州)は現地時間の2012年6月4日、Keplerアーキテクチャ採用のモバイル向け最上位GPU「GeForce GTX 680M」を発表した。
■ノート環境での快適なゲームプレイを約束する最速のモバイルGPU登場
「GeForce GTX 680M」は、Keplerアーキテクチャを採用するモバイル向けGPUの最上位モデルとなる製品。CUDAコア数は「Fermi」アーキテクチャ採用の従来モデル「GeForce GTX 675M」の384基から1,344基へと大幅に向上し、NVIDIAによれば50%以上のパフォーマンスアップを達成したとされる。
コアクロックが720MHz、メモリクロックは3,600MHz相当(GDDR5)、メモリバス幅は256bit。ディスプレイのリフレッシュレート(60fps)を下回った場合に垂直同期を切る「Adaptive V Sync」や、低負荷時にCPUの内蔵GPUに切り替えて消費電力を抑える「NVIDIA Optimus technology」など各種新機能に対応する。
SLI構成の「Alienware」製ゲーミングノート「Alienware M18x」など、搭載モデルの月内投入が早くもアナウンスされている。
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